1月

1月23日の誕生花〜セツブンソウ(エランティス)〜

今日は1月23日。
アーモンドの日だそうです。
カリフォルニア・アーモンド協会が2008(平成20)年に制定した記念日で、アーモンド約23粒が日本人の成人女性の1日の摂取目安量であることから「1日23粒」で1月23日を記念日としたとされています。

そんな1月23日の誕生花は、
「セツブンソウ」
というお花です。

今日はこのセツブンソウについてご紹介します。

目次
◆特徴
◆花言葉
◆育てる際に気をつけたいこと

◆特徴

節分草

セツブンソウは、国内原産のキンポウゲ科セツブンソウ属の多年草です。
名前は、まさしく節分の時期に咲くことから付けられています。
関東地方以西の主に太平洋側に多く自生していて、群生して一面に白い花を咲かせることもあります。
近年は開発や乱獲、環境の変化のため激減し、各地で愛好家などによる保護運動が始まっています。

真冬に芽を出して花を咲かせ、その後に葉を茂らせます。
2月から3月頃に藤色がかった白色の直径2㎝ほどの小さな花を咲かせます。
晩春には地上部は枯れ、球根の状態で秋まで休眠します。
地上に顔を出しているのは1年のうちで3ヶ月ほど。
白い花が主流ですが、黄色い花を咲かせるキバナセツブンソウ(黄花節分草)という品種もあります。

◆花言葉

説明

◆育てる際に気をつけたいこと

・育てる環境

落葉樹林下に多く見られる「春植物」なので、その環境をつくります。
鉢植えは、芽が動き始めるころから、花が終わって結実する4月下旬ごろまで、午前中は日の当たる場所で管理します。
葉が伸びきって結実する頃からは、木もれ日や明るい日陰へ移して葉の傷みを防ぎます。
葉が枯れ落ちたら、棚下の涼しい場所へ移動させます。
庭植えの場合は落葉樹の下などが好ましく、少し傾斜地であれば理想的です。
石のかたわらに植えると水はけを保てます。

・水やり

多湿にならないように気をつかいながら、地上部のある時期は毎朝1回水やりします。
休眠中は乾かし気味にし、乾燥させすぎないように軽く湿った状態を維持します。
夏の水やりは、夕方から夜に軽く与えます。
庭植えの場合は自然の雨にまかせますが、開花期に乾燥する場合は水やりします。

・肥料について

生育期間が短いので施肥は重要です。球根植物なので元肥は入れません。
鉢植え、庭植えとも芽出しのころに1回置き肥をし、成長期に2週間に1回液体肥料を施します。

・病気と害虫

病気:軟腐病、炭そ病、連作障害など

多湿によって軟腐病が発生し、地上部が腐ることが多くあります。
多湿に注意して管理します。
また、数年植え替えない鉢では忌地(連作障害)を起こし、次第にやせてきます。
芽出しのときに黒くよじれてきたら炭そ病です。

害虫:ナメクジ、ヨトウムシ、アブラムシ

ナメクジやヨトウムシによる食害が目立ちます。
アブラムシも多くつきます。これらの害虫は見つけしだい捕殺します。


主な引用・参考元
みんなの趣味の園芸