1月

1月22日の誕生花〜スノードロップ(マツユキソウ)〜

今日は1月22日。
カレーの日だそうです。
国民食と言われるまでに普及したカレーのよりいっそうの普及拡大により、健康で豊かな消費生活の実現に寄与するのが制定の目的。
日付は1982年1月22日に全国学校栄養士協議会が、学校給食週間の前に全国の学校給食のメニューとして「カレー」の提供を呼びかけたことにちなみます。

そんな1月22日の誕生花は、
「スノードロップ」
というお花です。

今日はこのスノードロップについてご紹介します。

目次
◆特徴
◆花言葉
◆育てる際に気をつけたいこと

◆特徴

待雪草

スノードロップは、ヨーロッパや西アジアが原産のヒガンバナ科ガランサス属の多年草です。
名前の由来は、やはり花姿や白く透き通った花の色から「雪のしずく」からきているとされています。
また、花の姿が耳飾りやウサギの耳に例えられることもあります。

秋頃から地中で根を伸ばし、まだ寒い時期に芽を出し、花が少ない早春に花をつけることから、人々に春の始まりを告げる存在(スプリング・エフェメラル)として親しまれてきました。
雪の残る中でも花茎をすっと伸ばし、一輪ずつ花を咲かせます。
下向きの白い花は、まさに雪がしずくとなったようです。

よく似た植物にスノーフレークがありますが、次のような違いがあります。

・花の咲く時期

スノードロップが2月から3月なのに対して、スノーフレークは3月から4月とやや遅く、スノードロップが咲きおわった頃にスノーフレークが咲き始めます。

・花の容姿、草丈

スノードロップの花は白で、3枚ずつの離れた長い外花被と短い内花被を持つ六弁花です。
いくつかの種では内花被に緑色の斑点があるものもあります。草丈は10cmから20cmと低めで、地面近くに花を咲かせます。
対してスノーフレークは、1.5cm程度の白いスズランのような釣鐘型の花を咲かせます。
花びらの先は6枚に別れ、緑の斑点が入ります。草丈は30cmから40cmと背が高めです。

日本では「ジャイアント・スノードロップ」や「フロレ・プレノ」など数種が中心ですが、イギリスでは品種改良がとても盛んで数百種に達するともいわれています。
一度植え付けてしまえば、特別な手入れをする必要がないので、育てやすい草花です。

◆花言葉

・初恋のためいき

つつましく咲くしずくの形をした花にたとえられてつけられています。

・希望」「慰め

雪の降る日に天使がエデンの楽園を追われて悲しむアダムとイブを「冬が過ぎると春が来るから」と慰めて、舞い落ちる雪を花に変えたという伝説からきています。

◆育てる際に気をつけたいこと

・育てる環境

落葉樹の下など、夏は日陰になり、晩秋から早春はよく日が当たる場所が適しています。
夏は落葉して休眠していますが、土壌の極端な乾燥と高温を嫌うので、敷きわらなどでマルチングするとよいでしょう。
鉢植えの場合も同様で、芽出しから開花まではよく日に当て、花後は半日陰へ移します。

・水やり

土の表面がよく乾いたら、たっぷりと水やりします。
花後は徐々に水を減らしますが、球根が消耗しすぎないよう、夏もときどき水やりをして適湿を保ちます。

・肥料について

元肥として緩効性化成肥料を用土に混ぜます。
花後にはカリ分の多い液体肥料、もしくは緩効性化成肥料を施します。

・主な病害虫

病害虫はほとんど問題ありませんが、まれに花後に灰色かび病が発生することがあります。
花がらを摘み取り、鉢植えであれば軒下へ移しましょう。


主な引用・参考元