1月

1月21日の誕生花〜ピンクッション(レウコスペルマム)〜

今日は1月21日。
料理番組の日だそうです。
1937年のこの日、BBCが世界初の料理番組『夕べの料理』を開始したことにちなみます。

そんな1月21日の誕生花は、
「ピンクッション」
というお花です。

今日はこのピンクッションについてご紹介します。

目次
◆特徴
◆花言葉
◆育てる際に気をつけたいこと

◆特徴

リューコスペルマム

ピンクッションは、南アフリカ原産のヤマモガシ科レウコスペルマム属の常緑低木です。
名前の由来は、針刺し(ピンクッション)のような花の形からきています。

葉は互生し、ふつう単葉で、厚みがある革質です。
枝先近くの葉腋に大きな頭状花序を出します。
早いものですと3月から咲き始める種類もありますが、主な開花時期は4月から6月です。
花には花弁はなく、筒状の花被が裂けて、雌しべが長く突き出します。
花色は、黄、赤、オレンジと暖色系が多いです。
花持ちがいいので1ヶ月くらい咲き続けます。
産毛に包まれたような蕾も個性的ですが、雄しべが飛び出して花が咲いた姿は名前のとおり、手芸で使う針刺しにマチ針が刺さっているような姿をしています。
花の大きさは9cmから10cmほどです。
種類によって葉の形も多様で、花から葉まで楽しむことができます。

夏の暑い時期でもぐったりしてくることはないので、活け込みやアレンジにも重宝します。
一度見たら忘れられない個性的な花姿と、非常に花もちがよいことから非常に人気で、ネイティブフラワーとしても知られています。

◆花言葉

・艶やかな人

徐々に硬くピンピンしたおしべがつぼみから飛び出して球形に並び、筒状の細長い花被がリボンのように巻く花のあでやかさにつけられています。

・どこでも成功する

1本の針のように見える花がたくさん集まって咲く花の華やかさと花もちのよさにつけられたのでしょう。

◆育てる際に気をつけたいこと

・育てる環境

もともとは厳しい環境でも育つ植物ですが乾燥を好むため、水はけがよく、風通しのいい日の当たる場所に植えるとよいでしょう。
乾燥を好むピンクッションは梅雨の時期から真夏まで気をつけなければいけません。
湿度が高いと根腐れやカビが発生しやすくなります。
梅雨の時期は雨のあたらない場所に移動させ、なるべく涼しい場所で管理します。
日にあたることは問題ないですが西日ばかりあたる場所には置かないようにしましょう。

・水やり

花が咲く時期は水の吸い上げが盛んになるので1日1回は忘れずに水やりをしましょう。
春と秋は2、3日に1回程度、土の乾燥具合を見ながらたっぷりと水やりをします。
梅雨の時期は湿度が高いので根腐れをおこさないように注意しながら水を与える必要があります。

・肥料について

条件の厳しい乾燥した地域で育つ植物なので、基本的には肥料は必要としません。
与えすぎると根が傷むことがあるので、与えるとしても少なめにします。

・主な病害虫

病害虫には比較的強く、梅雨時期の根腐れだけ注意しておく必要があります。


主な引用・参考元
BOTANICA