今日は1月9日。
とんちの日(クイズの日)だそうです。
とんちで有名な一休さん(一休宗純)から、「いっ(1)きゅう(9)」の語呂合せでこの日なりました。
そんな1月9日の誕生花は、
「デージー」
というお花です。
今日はこのデージーについてご紹介します。
◆特徴
デージーは、ヨーロッパや地中海沿岸原産のキク科ヒナギク属の一年草または多年草です。
原産地では多年草で、一度植え付ければ毎年咲く花ですが、日本の暑い夏には耐えられずに枯死してしまうので、日本では一年草として分類されています。
草丈は15cmから40cmほどで、花壇の前段や縁取りなどに向いています。
生命力旺盛で、初心者でも育てやすい花です。
デージーは、花茎を伸ばした頂部に直径2cmから5cmほどの花を咲かせます。
花色は赤、パステルピンク、白など。
開花期は12月下旬から5月上旬と長く、最盛期は4月頃です。
多くの系統、品種があり、一重咲き、八重咲きなどもありますが、フラワーショップで手に入れやすいのは八重咲きのものです。
晩秋から早春にかけてポット苗が流通します。
苗を購入するときは、がっしりとしていて根がよく張っている苗を選びましょう。
矮性なので、花壇の縁取りに列植したり、コンテナに利用します。
耐寒性はありますが、強い霜に直接当たると花が傷みます。
苗を入手したらできるだけ早く植えつけ、寒さがくる前に根をよく張らせておきましょう。
遅く植えた場合や寒冷地などでは、霜よけをしたほうが安心です。
◆花言葉
・美人
属名の美しい森の妖精ベリデスやラテン語のbellus(美しい)の語源からきています。
・無垢、無邪気
この花の愛らしさに対してつけられています。
◆育てる際に気をつけたいこと
・育てる環境
日当たりのよいところで育てます。
寒風が当たったり、強い霜が降りたりするところは避けます。
水はけと水もちのよい土壌を好むので、硬く締まった土であれば腐葉土や堆肥などの有機質を十分に加えてよく耕しておきます。
・水やり
庭植えであればほとんど必要ありませんが、よく乾くときはしっかり水やりします。
鉢植えの場合は、水切れを起こしやすいので、鉢土の表面がよく乾いたらたっぷりと水やりします。
・肥料について
植えつけ時に緩効性化成肥料を元肥として土壌に加えます。
その後は、夏冬を除く開花期間中に液体肥料を定期的に施します。
・主な病害虫
気温が上昇し始めるとアブラムシが発生しやすくなります。
見つけしだい、駆除します。
主な引用・参考元
・みんなの趣味の園芸