2月

2月23日の誕生花〜スノーフレーク(オオマツユキソウ )〜

今日は2月23日。
富士山の日だそうです。
1996年1月1日、筑波大学附属高等学校の地理教諭田代博が運営責任者を務めるパソコン通信「NIFTY-Serve」内のフォーラム「山の展望と地図のフォーラム(FYAMAP)」が制定しました。
その後に山梨県南都留郡河口湖町(現富士河口湖町)が2001年(平成13年)12月に同様の宣言をして、静岡県も2009年(平成21年)に県条例で制定しています。

そんな2月23日の誕生花は、
「スノーフレーク」
というお花です。

今日はこのスノーフレークについてご紹介します。

目次
◆特徴
◆花言葉
◆育てる際に気をつけたいこと

◆特徴

スズランスイセン

スノーフレークは、地中海沿岸原産のヒガンバナ科レウコユム属の多年性球根植物です。
名前は、英語では「ひとひらの雪」という意味で、小さな白い花がちらちらと咲くことから、みずみずしいグリーンの葉に白い雪をひとひらずつ載せている姿をイメージして名付けられたそうです。

草丈は20cmから50cm程で、地際からニラのような細長い葉を多数立ち上げます。
伸びた花茎の先端に、1輪から4輪の花を連ねます。
開花時期は3月から5月で、鈴蘭に似た丸い形の1.5cm程の花を咲かせます。
花びらの先はフリルのような形をしています。
釣鐘状の花がスズランで、細長い葉がスイセンのようなので鈴蘭水仙とも呼ばれます。
白い花びらの縁に緑の水玉のような斑点が入り愛らしい春を告げる球根の花です。

可憐な花姿ですが、性質はとても強く、数年間は植えっぱなしでも問題なく開花します。
全草にリコリン、ガランタミン、タゼチンなどのアルカイドを持っています。
葉がニラに似ていることから誤って食べる例があるそうなので、菜園などの近くには植えないように注意が必要です。
誤飲すると30分以内に吐き気、嘔吐、頭痛などの中毒症状が現れます。

◆花言葉

・汚れなき心、純潔

花びらの1枚1枚に入る緑色の斑点が純白の花びらの清らかさをいっそう際立たせているところからつけられたそうです。

・皆をひきつける魅力

ランプシェードのようなかわいらしい花の形からつけられた花言葉です。

◆育てる際に気をつけたいこと

・育てる環境

水はけのよい日なた、あるいは明るい半日陰で育てます。
鉢植えは、休眠中は涼しい日陰に移します。

・水やり

芽を出し生育中のものには、土が乾いたらたっぷりと水を与えます。
葉が枯れて休眠したら水を切ります。

・肥料について

元肥として緩効性化成肥料を土壌に混ぜておきます。
鉢植えには、芽が出たときと花が咲いたあとに、液体肥料を少量施します。

・主な病害虫

特筆すべき病害虫はありません。


主な引用・参考元
みんなの趣味の園芸