9月

9月30日の誕生花〜ゼフィランサス(レインリリー)〜

今日は9月30日。
クレーンの日です。
日本クレーン協会とボイラ・クレーン協会によって1980年に制定されました。
1972年のこの日、「クレーン等安全規則」が公布されたことを記念しています。

そんな9月30日の誕生花は、
「ゼフィランサス」
というお花です。

今日はこのゼフィランサスについてご紹介します。

目次
◆特徴
◆花言葉
◆育てる際に気をつけたいこと

◆特徴

ゼフィランサス

ゼフィランサスは、南アメリカ原産のヒガンバナ科ゼフィランサス属の多年性球根植物です。
乾燥に比較的強く雨が沢山降った後に花が咲くという特徴があります。
名前の由来は、ギリシア語の「Zephyros(西風、ゼピュロス)」と 「anthos(花)」からなるとされています。

細長い花に長細い5枚の花弁が上向きに咲くのが特徴です。
草丈が10cmから30cm程と低く、よく増えるので花壇や芝生の縁取りなどに植えられます。
開花時期は、春咲き品種は5、6月初旬、秋咲き品種は7月から10月頃になります。。
1つの花は数日しか咲きませんが、次々と新しいものが咲いていくので、密に植えることでじっくりと花を楽しむことができます。

主な品種は次の2種類です。

・タマスダレ

タマスダレ

最も一般的な品種で、花茎の先端に4cmから5cmの白い花を上向きに開きます。
葉は常緑性です。
丈夫で育てやすく植えっぱなしでもよく分球して増えます。
寒さに強いため、特に防寒対策をする必要はありません。
名前は白い花を「玉」に、細長い葉が集まっている姿を「スダレ」に見立てたものといわれています。

・サフランモドキ

サフランモドキ

ピンク色の花を咲かせる種類です。
半耐寒性で冬は地上部が枯れて休眠します。
暖地であれば霜よけなど簡単な防寒で戸外で冬越しできます。
寒冷地では鉢植えにして冬の間は凍らない場所に取り込むとよいでしょう。
タマスダレと違い増殖力は強くありません。
サフランのような花姿からこのように呼ばれます。

◆花言葉

・汚れなき愛、潔白な愛

タマスダレの白く清らかな美しい花をたとえたものです。

・清純な愛

サフランモドキのやわらかなピンクの花色に由来するものとされています。

◆育てる際に気をつけたいこと

・育てる環境

日当たりもしくは明るい半日陰で育てます。
水はけのよい土壌を好むので、粘土質の土壌であれば、パーライトや有機質の堆肥などを加えて改良します。
半耐寒性の種には、冬に盛り土やマルチングを施して防寒します。

・水やり

土の表面がよく乾いたら、たっぷりと水やりします。
カラカラになる土壌を嫌うので、夏に雨の降らない日が続くときは、庭植えであっても水やりをします。
特に生育期は水切れに注意しましょう。

・肥料について

元肥として緩効性化成肥料を用土に混ぜます。
加えて10月頃にカリ分の多い化成肥料を株の周囲に施します。

・主な病害虫

特記すべき病害虫はありません。


主な引用・参考元
みんなの趣味の園芸