8月

8月5日の誕生花〜オシロイバナ(ユウゲショウ)〜

今日は8月5日。
世界ビール・デー(International Beer Day)です。
2007年にアメリカ・カリフォルニア州サンタクルーズが発端の日です。
友人たちと集まってビールを楽しみ、醸造会社などビール製造に関わる人たちに感謝をする日とされています。

そんな8月5日の誕生花は、
「オシロイバナ」
というお花です。

今日はこのオシロイバナについてご紹介します。

目次
◆特徴
◆花言葉
◆育てる際に気をつけたいこと

◆特徴

フォー オクロック

オシロイバナは、中南米が原産のオシロイバナ科オシロイバナ属の多年草です。
名前の由来は、種子を割ると、白い粉質のものがあり、それがおしろいの粉のようなので、この名がつけられています。
中国へ16世紀末頃に渡った後、江戸時代に日本に入り、各地で野生化しているものも多く見られます。
タネを撒くことで容易に育てられるので、一年草扱いにされることも多いのですが、本来は多年草です。

花は夕方開き、翌朝まで咲いていて、天気などにもよりますが、午前中にはしぼんでしまう一日花です。
ですが、夏の間ほとんど途切れることなく次々と咲き続けるため、長く楽しめます。
夜間に観賞できるような場所に植えるとよく、さわやかな香りも漂います。
白花や黄花のものは、暗がりの中でも浮き上がるように花が目立ちます。
花はろうと形で大きく開き、花径は3cmくらい、筒の部分は細長く5cmくらいあります。
花弁はなく、花弁状の部分は萼片で、つけ根にある萼のような部分は苞にあたります。

オシロイバナの草全体、特に根や種にはトリゴネリンという毒があります。
誤って口に入れてしまうと、嘔吐や腹痛、下痢といった中毒症状を起こす危険性があります。

◆花言葉

・臆病、内気

夕方から朝にかけて人目を避けるように咲く風情につけられています。

・恋を疑う

同じ株から深紅やピンク、白、絞り、咲き分けなどの異なる色の花がほのかに香りながらあでやかに咲くことからつけられています。

◆育てる際に気をつけたいこと

・育てる環境

日当たりがよければ、場所を選ばず、丈夫で栽培しやすい花です。
乾燥に強く、やせ地でも育ち、コンクリートなどのすき間でも育つほどです。
日当たりの悪いところや湿っぽい場所では、軟弱に育って花数が少なくなるか、場合によっては育ちません。
地中に大きな球根ができ、凍結しないところでは越冬して、年々大株に育ちます。

・水やり

庭植えでは、ほとんど水やりの必要はありません。
鉢植えでは、春から秋までの生育中は、用土が乾いたらたっぷりと水を与えます。
乾燥させると生育が止まり、ひどい場合は休眠してしまいます。
球根なので、冬期は乾燥状態でかまいません。

・肥料について

庭植えではほとんど必要ありません。
鉢植えは、月1回置き肥をするか、月3回くらい液体肥料を施すと花数が多くなります。

・主な病害虫

ナメクジなどに蕾を食害されることがあります。
見つけ次第、捕殺します。


主な引用・参考元
みんなの趣味の園芸