1月

1月13日の誕生花〜ローズマリー(マンネンロウ)〜

今日は1月13日。
たばこの日だそうです。
1946年1月13日に高級たばこの「ピース」が10本入り7円で初めて発売されたことが由来しています。

そんな1月13日の誕生花は、
「ローズマリー」
というお花です。

今日はこのローズマリーについてご紹介します。

目次
◆特徴
◆花言葉
◆育てる際に気をつけたいこと

◆特徴

迷迭香

ローズマリーは、地中海沿岸原産のシソ科マンネンロウ属の常緑性低木です。
名前には2つの語源があり、1つは、花姿を「海のしずく」に例えてラテン語のローズ(しずく) +マリナス(海の)が合わさったという説です。別名のマンネンロウも中国語で同じ意味をさします。
もう1つは、聖母マリアのバラを意味する「rase of maria」が由来となった話しで、聖母マリアが衣を被せたところ、白いローズマリーが青色になったという言い伝えから付けられたという説です。

葉は放射状に伸びた枝に、細い葉をたくさんつけます。
清々しい香りが特徴で、乾燥させてお茶や料理などに使われています。
抗酸化作用もあり「若返りのハーブ」とも呼ばれます。
樹形は、縦に伸びるもの、横に枝が伸びていくもの、横と縦をミックスしたものと、3パターンに分けられます。
大きいものだと、2m近くにまで生長する種類もあるようです。
開花時期は、11月から5月頃に咲くものが多く、小さな花が連なるようにして咲きます。
花色は白、ピンク、薄紫などがあります。
種類が豊富なので、花の色だけではなく、葉の色も緑の濃淡の違いが楽しめます。

1年を通して常緑で育てやすく、香りがとても良いことから初心者にも人気です。
葉っぱは、収穫後そのままや乾燥させた状態で香辛料や薬として利用されます。
生肉の上に添えられたローズマリーを見たことがある方も多いのではないでしょうか。
これは、肉や魚料理の臭みを消してくれる効果があるからです。
薬草は、水蒸気蒸留法で精油を抽出して作られます。
このほか、ハーブティーや化粧水として利用されますが、精神安定の効果だけでなく、集中力や記憶力を高める効果もあります。

◆花言葉

・私を思って

葬儀のときに小枝があなたのことは決して忘れないとして使われ、墓場に亡き人を忘れぬようにと植えられてきたことからつけられたようです。

・記憶、思い出

古来より香りが集中力や記憶力を高めるとされていることからつけられています。

◆育てる際に気をつけたいこと

・育てる環境

日本の気候でよく育ち、霜にも比較的耐えますが、寒冷地では防寒が必要です。
日当たりと水はけのよい土壌を好み、真夏の日ざしや乾燥には強いのですが、低温期に水はけの悪い土壌では根腐れを起こしやすくなります。
日当たりがよくない場所では、花つきが悪くなります。
若い苗は高温多湿にも弱いので、注意が必要です。

・水やり

鉢植えは、土の表面が乾いてから2、3日後にたっぷり与えます。
葉が堅くてしおれにくく、水切れに気づきにくいため、鉢の水切れには注意しましょう。
冬期は乾かし気味に管理します。
庭植えでは、根を深く張っていれば、水やりはほとんど必要ありません。

・肥料について

植えつけ時には、土に腐葉土や堆肥と元肥を施しておきます。
やせた土地に自生するハーブなので、その後はほとんど不要です。
花つきをよくしたい場合や耐寒性を高めるには、秋にリン酸とカリ分が多めの化成肥料か草木灰を追肥するとよいでしょう。

・病気と害虫

病気:うどんこ病

新芽にうどんこ病が発生することがあります。

害虫:カイガラムシ、カミキリムシ、アブラムシ

庭植えは、カイガラムシや、幹の根元に入るカミキリムシの幼虫に注意します。
鉢植えにはアブラムシがつくことがあります。


主な引用・参考元
みんなの趣味の園芸