12月

12月8日の誕生花〜ウィンターコスモス(キクザキセンダングサ)〜

今日は12月8日。
事納めの日だそうです。
その年の農事など雑事をしまう日とされています。
江戸時代には、里芋・こんにゃく・にんじん・小豆を入れた「御事汁」をこの日に食べていたそうです。
尚、農事を始める「御事始め」は2月8日です。

そんな12月8日の誕生花は、
「ウィンターコスモス」
というお花です。

今日はこのウィンターコスモスについてご紹介します。

目次
◆特徴
◆花言葉
◆育てる際に気をつけたいこと

◆特徴

菊咲き栴檀草

ウィンターコスモスは、メキシコ原産のキク科センダングサ属の一年草または多年草です。
名前は、秋から冬にかけて咲く5枚から8枚の花びらをもった黄色い花の姿がコスモスに似ていることからつけられたようです。
コスモスに似ていますが、同じ種類ではありません。

草丈が低い這い性のものから草丈が高いものまであり、高さは10cmから100cmほどに生長します。
開花時期は主に10月から12月の寒い季節で、黄色や白、ピンクのコスモスに似たかわいらしい花を咲かせます。

花を咲かせる植物が少なくなる冬の花壇を彩ることのできる貴重な花です。
日当たりが良い場所では、雑草化するほどの強い性質です。
初心者にも育てやすく、摘心をすれば、花数が増やし、見ごたえある花壇になります。

◆花言葉

・調和、真心

コスモスと同じ花言葉で、コスモスの近縁種で花姿がコスモスに似ていることからきています。

・淡い恋

春から夏の恋の季節に咲く赤やピンク色の花ではなく、淡い黄色の花が秋から冬の季節に咲くことからつけられたようです。

◆育てる際に気をつけたいこと

・育てる環境

日当たりと水はけのよい場所に植えつけます。
秋まきしたものは、冬は南向きの日なたなどに置き、強く凍らせない程度に防寒します。
庭の水はけの悪い場所に植えつける場合は、盛り土したり腐葉土を混ぜたりして、まず水はけをよくします。

・水やり

鉢植えでは、土の表面が乾いてきたらたっぷり与えます。
庭植えでは水やりは、ほぼ必要ありません。

・肥料について

鉢植えでは4月から10月に、緩効性の化成肥料を施します。
1回に施しすぎないように注意してください。
庭植えの場合、肥料は特に必要ありません。

・主な病害虫

4月から11月、アブラムシが特に新芽に発生しやすいので、よく観察して防除に努めます。
成長期を通して、特に高温と乾燥が続く夏にハダニの発生が多くなります。
水やりのたびに、葉裏にも水をかけると発生が抑えられます。


主な引用・参考元
みんなの趣味の園芸