3月

3月30日の誕生花〜スイートピー〜

今日は3月30日。
マフィアの日と呼ばれているそうです。。。
これは1282年3月30日、イタリアのシチリア島で「マフィア」という言葉の由来とされるシチリアの晩鐘事件が発生したことに由来しているそうです。

そんな3月30日の誕生花は、
「スイートピー」
というお花です。

今日はこのスイートピーについてご紹介します。

目次
◆特徴
◆花言葉
◆育てる際に気をつけたいこと

◆特徴

スイートピーは17世紀末頃にイタリア・シチリア島で発見されたお花です。
園芸にはもちろん、切り花やブーケなどにも利用される程、身近なお花の一種です。
発見されて以降現在に至るまで、ヨーロッパを中心に改良が進み、様々な園芸品種が生まれています。

スイートピーの名前は、英名の「sweetpea」から付けられました。
「sweet」=「甘い」、「pea」=「豆」という意味なのだそうです。
これは、スイートピーの甘い香りから付けられたとされています。
ちなみに、和名では「麝香連理草(ジャコウレンリソウ)」です。
麝香(ジャコウ)と付いているのは、やはりこちらもスイートピーの香りのある花であることから付けられています。
名前の由来はスイートピーの香りが、麝香という希少な香料と似ているからなのだそうです。

見た目が可愛らしいスイートピーですが、有毒植物であることはご存知ですか?
毒を持っている部位はなんと上から下まで全ての部位とされています。
特に花の後にできるエンドウ豆にも似た豆は、特に毒性が強いとされています。
この毒は火を通しても消えず残るため、くれぐれも食用としないようにご注意を。
この毒の成分は毒性アミノ酸 アミノプロピオニトリルで、神経毒の一つだそうです。
ごく少量であれば大きな異常を引き起こすことは少ないそうですが、多量に食べると下半身マヒ等の症状が出るとされています。

◆花言葉

・門出・優しい思い出

飛び立つ蝶のようなスイートピーの花姿から付けられたとされています。
新年度がもうすぐ始まるこの時期にぴったりなお花です。

◆育てる際に気をつけたいこと

・育てる環境

連作を嫌うため、前の年にマメ科の植物を植えていない場所を選びます。
日当たりと風通し、水はけのよい場所で育てます。
また、酸性土壌を嫌うので、植えつけ前に苦土石灰を施すとともに、腐葉土や堆肥などの有機質をよくすき込みます。
根が深く張るので、深く耕しておきましょう。

・水やり

乾かし気味に管理し、土の表面がよく乾いたら水やりします。根が深く張るので、たっぷり与えましょう。

・肥料について

元肥として緩効性化成肥料を、庭植えには1m四方当たり50g、鉢植えには用土1リットル当たり3g施します。
追肥については月1回程度、緩効性化成肥料を置き肥します。
元肥、追肥ともに、チッ素分が少なく、リン酸分の多い肥料を選び、量は一般的な草花の半分くらいにしましょう。

・病気と害虫

病気:うどんこ病

春と秋に発生することがあります。薬剤が蕾や花にかかると変色するので、花にかからないように薬剤を散布しましょう。

害虫:アブラムシ、ダニ、イモムシなど

アブラムシは、花後くらいから発生するので注意しましょう。


主な引用・参考元
みんなの趣味の園芸