12月

12月27日の誕生花〜レオノティス(ライオンズ・イヤー)〜

今日は12月27日。
浅草仲見世記念日だそうです。
1885年のこの日、浅草の仲見世が新装開業したことにちなみます。
東側に82件、西側に57件の計139件が煉瓦作りで開店しました。
その後、1923年9月1日の関東大震災で倒壊しましたが、鉄筋作りで再建されました。

そんな12月27日の誕生花は、
「レオノティス」
というお花です。

今日はこのレオノティスについてご紹介します。

目次
◆特徴
◆花言葉
◆育てる際に気をつけたいこと

◆特徴

火焰被綿

レオノティスは、南アフリカ原産のシソ科レオノティス属の常緑低木です。
日本には近年輸入された新しい植物です。
花名はギリシャ語でleon(ライオン)とous(耳)という意味をもつLeonotis(レオノチス)と名付けられ、英名ではライオンズ・イヤーと呼ばれます。

暖地では放任すると高さが2m近くにもなりますが、切り戻しをすることで低く抑えることができます。
茎の先端近くに、橙赤あるいは赤黄色の花が咲きます。
開花時期は秋から初冬にあたる10月後半から12月頃です。
細長い尻尾のような花弁が特徴的です。
シソ科のハーブでセージの仲間でもあるレオノティスの葉っぱは、香りがまさにセージの香りです。

橙色のビロード状で、各節に萼筒が残ったユニークな花姿はドライフラワーや切り花として利用されています。
とても丈夫で育てやすい植物なので、初心者の方におすすめです。

◆花言葉

・特徴

風変りなつぼみと、ライオンのような花色と王冠のような印象的な花の姿からつけられた花言葉です。

・雄大

草丈2mほどにもなって、四方に向いて咲く燃え上がる炎のような花の堂々とした姿からきているようです。

◆育てる際に気をつけたいこと

・育てる環境

日当たりを好みます。
暑さには非常に強い植物ので、とくに夏越しに必要なことはありません。
温室などでは冬でも落葉しませんが、日本では冬の寒さで地上部は枯れることが多いです。
地上部は枯れても小さな芽の状態で冬を越すので、地面の凍結に気をつければ心配はありません。
枯れ葉などを集めて厚く地面を覆って芽を保護してあげるとよいでしょう。
鉢植えの場合は、軒下やベランダなど凍結の避けられる場所に置きます。
霜に当たると花が傷んでしまうので、秋から冬にかけて花を付けるこの植物は寒冷地ではあまり地植えには適していないです。

・水やり

生育期は土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。
冬の時期は回数を減らしてやや乾かし気味にして育てます。

・肥料について

肥料はさほどたくさん必要ありませんが、生育期の4月から9月には薄めた液体肥料を水やり代わりに10日おきにあたえます。

・主な病害虫

ハダニが発生することがあります。
一度発生するとどんどんふえて生育に害を及ぼすので、見つけ次第早めの駆除が大切です。
高温乾燥時期、具体的には梅雨明けから秋頃までに一番発生しやすい害虫で、葉の裏に寄生し吸汁します。
小型で赤っぽいものが多いです。
水のある環境に弱いので葉の裏に定期的に水を掛けることで予防対策にはなりますが、一度発生すると効果は薄いので、発生後はハダニに有効な薬剤を散布します。


主な引用・参考元
ヤサシイエンゲイ