3月

3月15日の誕生花〜ビオラ(サンシキスミレ)〜

今日は3月15日。
日本靴連盟が1932年に「靴の記念日」を制定した日だそうです。
実業家・西村勝三氏が、東京の築地入船町に日本初の西洋靴の工場「伊勢勝造靴場」を開設した日にちなむそうですよ。

そんな3月15日の誕生花は、
「ビオラ」
というお花です。

今日はこのビオラについてご紹介します。

目次
◆特徴
◆花言葉
◆育てる際に気をつけたいこと

◆特徴

ビオラ

ビオラは開花期間がとても長い花とされています。
多くは11月から5月頃とされており、特に花の少なくなる冬場の庭を彩る数少ない花の1種です。
適切に手入れをすれば、次々と花が咲くため、園芸初心者の方でも育てやすい植物の一つです。
ビオラの花の大きさは大まかに分けて2種類あり、花径は小輪で2~3cm、中輪で3~4cm。
それ以上はパンジーとすることが多いようです。
色や形の似ているパンジーとは上記のように花の大きさで区別され、三色菫(サンシキスミレ・サンショクスミレ)とも呼ばれています。
ただ、種類が非常に多く、この区分の通りにもならなくなってきているため、区別できない・されないようになってきてもいます。
ギリシャ神話の王ゼウスが少女イオのためにスミレの花を咲かせたという伝説から彼女の名前である「ion(イオン)」に由来していると言われています。
種類が豊富で、原色に近い黄色や鮮やかなオレンジ、薄い青から濃い紫、赤、白、黒等。単色の他に複色もあり、毎年のように新品種が作られています。

食べられるお花~エディブルフラワーとしてのビオラ?〜

最近食べられるお花「エディブルフラワー」としても人気のあるビオラです。
香りと味はごく繊細で、際立った主張もないため、食べやすいお花として、お料理にもスイーツにもどちらにも合うお花。
栄養も野菜と同じようにあり、繊維質が豊富でβカロテンはなんとトマトの4倍もあるそうです。
引用:love green

ただし、根茎や種子にはビオリン、サポニン、ビオラルチン、グリコサイドといった毒素が含まれているため、あくまで食用にするのは花だけと考えても良いでしょう。

◆花言葉

忠実、誠実、信頼、物思い、少女の恋、私のことを思ってください

ひたむきな恋心を表現したものが多いようです。
中でも少女の恋、私のことを思ってくださいの2つは下向きに咲く花びらの様子がうつむく少女のように見えることからつけられたとされています。

◆育てる際に気をつけたいこと

・育てる環境

日当たりと風通しのよい場所で育てます。
水はけのよい土壌を好むので、硬い土の場合は、腐葉土や堆肥などの有機質を十分にすき込んでおきます。

・水やり

庭植えの場合は、植えつけ後にたっぷりと与え、その後はほとんど必要ないです。
鉢植えの場合は、表土がよく乾いたら鉢底から水が流れ出るくらいたっぷりと水やりします。
過湿にならないよう注意しましょう。

・肥料について

用土にはあらかじめ緩効性化成肥料を元肥として混ぜておきます。
その後冬の間は、寒冷地の場合は不要ですが、暖地で花が次々に咲いてくるような場合は、月に1回三要素等量の固形肥料を置き肥します。

・病気と害虫

病気:灰色かび病・斑点病

灰色かび病は、水がしみたような淡褐色の病斑ができ、病斑が拡大するとそこが枯れ、やがて腐敗して灰色ないし灰褐色のカビに覆われる病気。花弁では白色、褐色などの小さな斑点が多数発生し、やがて花全体が枯れ、そこに灰色のカビが密生します。
日当たりと風通しをよくして、多湿にならないように注意します。
斑点病は、秋に、葉に赤褐色の斑点ができる病気で、ひどくなると葉が落ちることがあるので注意します。

害虫:アブラムシ・ナメクジ

春にアブラムシやナメクジが発生することがあります。
いずれも駆除・発見が容易なので、見つけしだいピンセットで取り除くなどして駆除します。


主な引用・参考元
love green