9月

9月24日の誕生花〜ルドベキア(マツカサギク)〜

今日は9月24日。
清掃の日だそうです。
1971年のこの日、廃棄物の処理及び清掃に関する法律が施行されたことに由来しています。
この日から10月1日までの1週間は環境衛生週間と呼ぶようです。

そんな9月24日の誕生花は、
「ルドベキア」
というお花です。

今日はこのルドベキアについてご紹介します。

目次
◆特徴
◆花言葉
◆育てる際に気をつけたいこと

◆特徴

松笠菊

ルドベキアは、北アメリカ原産のキク科オオハンゴウソウ属の一・二年草、または多年草です。
名前の由来は、スウェーデンの植物学者オルフ・ルドベック氏にちなんでおり、彼の教え子であった植物学者のカール・フォン・リンネ氏によって命名されました。
別名マツカサギクと呼ばれ、花が終わると花芯が円柱状に伸びてまるで松かさのように見えることから名づけられました。
日本にやってきたのは明治時代の中頃で、その頃は主に切り花として利用されていました。

草丈40cmから1m程になります。
直径4~5cmの黄色い花を咲かせます。
花びらは黄色で中央の花芯は緑や茶色をしていて、中央の花芯が大きく盛り上がったヒマワリに似た花を咲かせます。
開花時期は6月頃から始まって、8月から10月頃に最盛期を迎えます。
品種改良がおこなわれ、通常の一重咲きのほかに蛇の目咲きや二重咲き、八重咲きがあるほか花色も黄色だけでなく橙色や褐色などがあります。

真夏の炎天下でも花を咲かせる気丈な植物で、切り花はもとより鉢花や夏花壇、品種によっては地面を覆うグラウンドカバーにも利用されています。

◆花言葉

・正義

ヒマワリを小さくしたような鮮やかな黄色の、屈託のない明るい雰囲気の花姿からつけられたそうです。

・強い精神力

夏に一面の花畑を広げる繁殖力の強さをたとえたものだそうです。

・あなたを見つめる

こげ茶色の花芯が目のように見えることからつけられました。

◆育てる際に気をつけたいこと

・育てる環境

日当たりと水はけのよい場所に植えつけます。
秋まきしたものは、冬、南向きの日だまりなどに置いて強く凍らない程度に防寒します。
水はけの悪い場所に植えつける場合は、盛り土したり、土に腐葉土を混ぜて水はけをよくしておきます。

・水やり

鉢植えでは、土の表面が乾いてきたらたっぷり水やりしましょう。
庭植えでは、水やりはほぼ必要ありません。

・肥料について

鉢植えでは、4月から10月に、緩効性の化成肥料を施します。
庭植えでは、肥料は特に必要ありません。

・主な病害虫

3月から10月に、葉に落書きのような白く色が抜けた模様を見つけたら、それはハモグリバエの幼虫が葉の中を食べた痕です。
落書きのような筋の端に幼虫がいることが多いので、見つけ次第捕殺します。


主な引用・参考元
みんなの趣味の園芸