8月

8月19日の誕生花〜ノラナ(ハイナス)〜

今日は8月19日。
俳句の日と呼ばれています。
8月19日が「はいく」と読めることから、京都教育大学教授で正岡子規研究家の坪内稔典が提唱しました。
夏休み中の子供達に、俳句に親しんで興味を持ってもらうために、毎年イベントを行っているそうです。

そんな8月19日の誕生花は、
「ノラナ」
というお花です。

今日はこのノラナについてご紹介します。

目次
◆特徴
◆花言葉
◆育てる際に気をつけたいこと

◆特徴

ハイナス

ノラナは、南米原産のノラナ科ノラナ属の多年草です。
原産地の南米では多年草ですが、園芸植物として愉しむ日本では一年草として扱われることがほとんどです。
名前は、ラテン語で小さな鐘や鈴を意味する「nola」が語源となって、花びらが鐘のような形をしていることにちなむそうです。
大きな特徴としては、葉茎が地面を這うように伸びることです。
個体によっては1m程匍匐して伸びていくこともあるそうです。
別名ではハイナスと呼ばれ、この匍匐性から這い茄子とされたそうです。

草丈は20cmから40cmほどに生長します。
やや多肉質で、葉柄があり互生し、卵形の葉をつけます。
開花時期は6月から7月頃で、花径は3cmから4cmほどと小ぶりな釣り鐘形の花を咲かせます。
花色は水色、ピンク、白などがありますが、鮮やかな青色がほとんどです。
漏斗状の花で、中央部は白く、さらに中心部は黄色になります。
また、暗くなると花を閉じる性質があります。

◆花言葉

・揺れる心

細く伸びる茎に対してはやや大振りな花をつけて、その花が風で揺れ動く様子からつけられているようです。

◆育てる際に気をつけたいこと

・育てる環境

一年草として扱うなら、日当たりと水はけのよいところに植えつけます。
宿根草として栽培するなら、高温多湿を嫌いますので、温暖地の場合は鉢植えにして、梅雨の雨を避け、夏は風通しのよい涼しいところで育てます。

・水やり

・肥料について

生育期間中に液肥を2週間に1回程度与えるか、緩効性の化成肥料を置肥します。

・主な病害虫

特筆すべき病害虫はないですが、極端な暑さや寒さには弱いため注意が必要です。


主な引用・参考元
365花撰