8月

8月20日の誕生花〜セイヨウアサガオ(ソライロアサガオ)〜

今日は8月20日。
交通信号設置記念日です。
1931年のこの日、銀座の尾張町交差点や京橋交差点など34ヶ所に日本初の3色灯の交通信号機が設置されたことに由来します。

そんな8月20日の誕生花は、
「セイヨウアサガオ」
というお花です。

今日はこのセイヨウアサガオについてご紹介します。

目次
◆特徴
◆花言葉
◆育てる際に気をつけたいこと

◆特徴

ソライロアサガオ

セイヨウアサガオは、熱帯アメリカ原産のヒルガオ科サツマイモ属の一年草です。

茎にはトゲがあるため、手などに刺さないように注意が必要です。
1区画に5から6つの花がまとまって咲くのが特徴です。
開花時期は9月から11月頃までとアサガオにしては遅めです。
これは、セイヨウアサガオが短日植物であることから、日の入りが早くなって日照時間が短くなってから開花を始めるためです。
ただし、半日陰で育てるなど、育て方や地域によっては8月頃から咲くなど早い時期から咲くこともあります。
咲かせる花の色は、青、赤、白、紫などです。
花径は10cmほどの品種が多く、アサガオの大輪品種よりは小ぶりです。

普通のアサガオと比べて背丈が伸びるため、ネットを張ってつるを絡ませてあげることもできます。
例えば、上につるが伸びるようにさせて緑のカーテンにすることもあります。

◆花言葉

・堅い約束、愛情の絆

セイヨウアサガオのつるが支柱にしっかりとからまって上がって生長していく姿に由来しています。

◆育てる際に気をつけたいこと

・育てる環境

日当たりと風通しのよい場所を好みます。
梅雨寒のときは生育が止まったようになりますが、植えつけ前の小鉢では保温管理します。
植えつけ後の株では気温が高くなるのを待ちます。
発芽適温は約25℃前後と高温を好むので、暖かい地域でも5月に入ってからタネまきします。

・水やり

通常のアサガオよりも水分に対してデリケートです。
水が不足すると花が咲きにくく、しぼみやすくなったり、咲いても傷がついていたりします。
特に夏は水が不足しやすいため、朝暑くなる前、夕方涼しくなった後の1日2回ほど水やりをしてあげましょう。
春や秋は毎日水やりをします。

・肥料について

栽培期間が比較的長いので、肥料切れを起こさないように月に1度、化成肥料を株元に5から10g、まくように追肥します。
7~10日に一度1~2,000倍の液肥を水やり代わりに施します。

・主な病害虫

一番の大敵はナメクジとアブラムシです。
ナメクジは夜になると葉と茎を食害しますが、昼間は鉢の中に潜り込んでおり、夕方から早朝にかけて活動します。
ナメキールなどの駆除剤をまいて防除しましょう。
アブラムシはオルトラン水和剤などをスプレーして駆除しましょう。


主な引用・参考元
サカタのタネ