12月

12月25日の誕生花〜ブルーデージー(ルリヒナギク)〜

今日は12月25日。
スケートの日だそうです。
日本スケート場協会によって1982年に制定されました。
1861年のこの日、函館に滞在していたイギリスの探検家トーマス・ライト・ブラキストンが、日本で初めてスケートをしたことに由来しています。
この日は各地のスケート場への入場料が安くなるところが多いそうです。

そんな12月25日の誕生花は、
「ブルーデージー」
というお花です。

今日はこのブルーデージーについてご紹介します。

目次
◆特徴
◆花言葉
◆育てる際に気をつけたいこと

◆特徴

瑠璃雛菊

ブルーデージーは、キク科ルリヒナギク属の一年草または多年草です。
園芸上では多年草として扱われていますが、原産地では1m以上になるため低木として扱われることもあります。
ブルーデイジーは栽培して5、6年もすると、茎が木質化してきます。
また、耐寒性が低く冬越しが難しいことから、一年草扱いとされています。

葉は、2cm前後の長楕円形で肉厚であることが特徴です。
草丈低く、葉の間から花茎をすっと伸ばし先端に可憐な青い花を咲かせます。
開花時期は4月から6月で、ブルーデージーという名がついてはいますが、実は他に白やピンクの花色もあります。
開花期間は長いですが高温多湿に弱く真夏の開花は鈍りがちです。
場合によっては枯れてしまうことも多く、暖地では一年草扱いとなることもあります。

デージーによく似ており、一見青色のデージーのようにも思えますが、デージーはキク科ヒナギク属、ブルーデージーはキク科フェリシア属なので別種です。

◆花言葉

・恵まれている

ブルーデージーの属名Felicia(フェリシア)の語源がラテン語felix(恵まれている)であることからきています。

・美は常に新しい

空色の花が次々と長い間咲き続けることからつけられたようです。

・かわいいあなた

澄んだ空色の花の愛らしさにちなむ花言葉です。

◆育てる際に気をつけたいこと

・育てる環境

日当たりのよい場所で管理しますが、高温多湿を嫌うので、雨の当たらない涼しい半日陰で夏越しさせます。
冬は凍らせないように注意が必要です。
季節によって日よけや防寒が必要になるので、移動可能な鉢植えでの栽培がおすすめです。
庭植えにする場合は、軒下など雨の当たらない場所や、一段高くなった水はけのよい花壇を選んでください。

・水やり

鉢植えは、用土の表面が乾いたらたっぷり与えてください。
梅雨から秋の彼岸までは、少し乾かし気味に管理します。
庭植えは特に与える必要はありません。

・肥料について

鉢植えは、真夏を除いた春から秋に緩効性化成肥料を施します。
少なめの肥料(規定の半分程度)を定期的に施し、肥料切れさせないようにするのがきれいに咲かせるコツです。
庭植えは、定期的に施す必要はありませんが、葉や花が小さくなったら、緩効性化成肥料か液体肥料を規定量施しましょう。

・主な病害虫

アブラムシが通年、発生します。
冬越し中は風通しが悪くなりがちなので、より発生しやすくなります。
よく観察して、見つけしだい、手で取り除くか、薬剤で防除してください。
冬の間に防除しておくと、春以降の発生が少なくなります。


主な引用・参考元
みんなの趣味の園芸