3月

3月28日の誕生花〜ドウダンツツジ〜

今日は3月28日。
三ツ矢サイダーの日だそうです
「み(3)つ(2)や(8)」の語呂合わせで、製造元であるアサヒ飲料が制定しました。

そんな3月28日の誕生花は、
「ドウダンツツジ」
というお花です。

今日はこのドウダンツツジについてご紹介します。

目次
◆特徴
◆花言葉
◆育てる際に気をつけたいこと

◆特徴

ドウダンツツジイメージ

ドウダンツツジは、小さな白い花と明るいグリーンの葉がきれいな落葉低木です。
枝を層状に横に広げる樹形が美しく、庭木の他に切り花としても人気があります。
ドウダンツツジの花は、7~8mm程度と小さく、スズランのような形をしたつぼ型です。
枝の先に数個、あるいは房状に花を咲かせます。
花の咲く季節は4月~5月頃で、葉が出ると同時か、または葉よりも先に花が咲くこともあります。
枝の先に房のように小さな白い花をまとまって咲かせるので、遠くから見ると株全体に白い雪が散りばめられたようになり、とても見事です。
刈り込みに強く、樹形が整えやすいことから、生垣や庭木としても好まれます。
秋には非常に綺麗に紅葉するため、紅葉した姿も人気があります。
春はスズランのような花、夏は発色の良いやや淡い緑色の葉をつけ、秋には真っ赤に紅葉する季節ごとに楽しませてくれる、街の植栽にも用いられる比較的よく見かける植物です。

◆花言葉

・上品

ドウダンツツジの白く美しい姿に由来してつけられたそうです。

・節制

丈夫である程度の環境変化にも耐えられることからつけられたと言われています。

◆育てる際に気をつけたいこと

育てる環境

日本原産なので、栽培は容易で、一年を通して日が当たる時間が少ないところでなければ栽培ができます。
そのため、鉢植え、庭植えともに、日当たりのよい戸外で栽培します。
日陰では花つきが悪くなり、紅葉した際も色が冴えません。
鉢植えは、用土の乾燥を防ぐため、夏の間は西日の当たらない半日陰で管理します。
酸性土壌を好み、シャクナゲやツツジと同じく、地表近くにたくさんの細い根を張ります。
庭植えは、酸度未調整ピートモスと腐葉土をすき込んで、水はけと水もちをよくしてください。

・水やり

鉢植えの場合は気温の高い5月から9月には土の表面が乾いたら与え、休眠する晩秋以降は控えめに与えます。
庭植えの場合は基本的に雨水のみで必要ありませんが、夏場など極端に乾燥する時期には、朝か夕方に十分に与えてください。

肥料

鉢植え、庭植えともに、花後に緩効性化成肥料(チッ素N:リン酸P:カリK=10:10:10など)や有機質肥料(固形の油かすなど)を施します。
また、春の芽出し期に効果が表れるように、2月から3月の休眠期にも春と同様の肥料を施します(冬に植えつけや植え替えを行った株を除く)。

・病気と害虫

特に深刻な被害を与えるような病気や害虫はありませんが、極端に乾燥する8月下旬から9月にはハダニが発生することが稀にあります。


主な引用・参考元
みんなの趣味の園芸