7月

7月6日の誕生花〜ヒマワリ(ニチリンソウ)〜

今日は7月6日。
ピアノの日と呼ばれています。
1823年のこの日、シーボルトが初めて日本にピアノを持ち込んだことにちなみます。

そんな7月6日の誕生花は、
「ヒマワリ」
というお花です。

今日はこのヒマワリについてご紹介します。

目次
◆特徴
◆花言葉
◆育てる際に気をつけたいこと

◆特徴

ひまわり畑

ヒマワリは北アメリカ原産のキク科ヒマワリ属の一年草です。
和名では向日葵と表し、由来は太陽の動きにつれてその方向を追うように花が回るといわれたことにちなんでいます。
ただしこの動きは生長に伴うもので、実際に太陽を追って動くのは生長が盛んな若い時期だけです。

開花期は7月から9月です。
花が終わると枯死してしまうので、抜き取って処分します。
半年ほどで生命を終えてしまう、ライフサイクルの短い一年草です。
黄色い花びらの部分はその1枚1枚が独立した花で舌状花と呼ばれていて、おしべはありません。
また中心の黒っぽい部分もひとつひとつが花で、こちらは筒状花と呼ばれます
これにはおしべとめしべの両方があり、タネが出来ます。

1.5cm程の種が、1輪につき500個から3,000個程できます。
とても栄養が豊富で海外では食用としても人気があります。
日本でも、炒って殻が取り除かれたものが販売されています。
リノール酸、葉酸、ビタミン、鉄分、繊維、亜鉛、マグネシウム、カルシウムなどが豊富に含まれていて、とても栄養価が高く、アメリカなどでは長寿や若返りのナッツとして知られています。
とはいえ、ナッツは高カロリーなので食べ過ぎには注意です。

◆花言葉

・敬慕

ギリシャ神話の海の精クリティのアポロンへの思いを表したものです。

・あなただけを見つめる、あこがれ

成長期の花が太陽の動きに合わせて向きを変えることからきています。

◆育てる際に気をつけたいこと

・育てる環境

日当たりと水はけのよい場所で育てます。
腐植質に富む土壌を好むので、牛ふん堆肥や腐葉土を施して、よく耕しておくとよいでしょう。

・水やり

発芽から生育初期にかけては、十分に根を張らせるため、表土が乾いたらたっぷりと水やりしますが、生育とともに徐々に水やりを減らしていきます。
ただし、葉が大きくて草丈が高くなる品種は、夏に葉がしおれやすくなるので、ほぼ毎日の水やりが必要になります。

・肥料について

植えつけ時に元肥として緩効性肥料を施します。
追肥は花が咲くまで2週間おきに化成肥料を施します。

・病気と害虫

病気:べと病

雨が降り続く時期に、葉に淡黄~淡褐色の病斑がまだらに現れるべと病が発生しやすいです。
株元にマルチングをして、土壌からの感染を防ぐとよいでしょう。

害虫:ハダニ、オンシツコナジラミ

高温乾燥時にハダニがつくことがあります。
葉がかさかさになって、葉色が薄くなります。
また、白い虫が葉の裏側につき、株を揺すると一斉に飛び立つのはオンシツコナジラミです。
どちらも見つけたら速やかに駆除してください。


主な引用・参考元
みんなの趣味の園芸