7月

7月3日の誕生花〜アグロステンマ〜

今日は7月3日。
ソフトクリームの日です。
1951年のこの日、明治神宮外苑で行われた米軍主催のアメリカ独立記念日を祝うカーニバルでソフトクリームが販売され、初めて一般の日本人がソフトクリームを食べたことにちなみます。

そんな7月3日の誕生花は、
「アグロステンマ」
というお花です。

今日はこのアグロステンマについてご紹介します。

目次
◆特徴
◆花言葉
◆育てる際に気をつけたいこと

◆特徴

アグロステンマ

アグロステンマは、ヨーロッパや西アジア原産のナデシコ科アグロステンマ属の1年草です。
名前の由来は、ギリシャ語のアグロ(野原)とステンマ(花冠)が合わさってアグロステンマとなりました。
英語では、corn cockle(トウモロコシ畑に生える雑草)という意味です。
麦仙翁(ムギセンノウ)という和名もあります。
これは、細く麦に似た葉っぱと同じナデシコ科のセンノウに似た花姿から名付けられましたそうです。

開花時期は5月から6月で、白やピンク色の花を咲かせます。
花弁は5枚で、先端が反り返ることが特徴です。
アグロステンマの草丈は60cmから100cm程で、すらっとした印象です。
茎が細い割には背丈があるため、ピンクや白の花が風になびく姿は、可憐な印象をもたらします。
ゆらゆらと揺れながら咲くので弱そうに見えますが、性質は丈夫です。

切り花、苗ものの両方として流通しています。

◆花言葉

・自然を好む

花壇が似合うような明るくきれいな花が麦畑や野原などを彩ることからつけられたとされています。

・気持ちがなびく

茎が細長く風にゆらゆらと揺れるように咲くきれいな花の印象からつけられています。

◆育てる際に気をつけたいこと

・育てる環境

鉢植えは、タネをまいたら発芽までは日陰で管理し、発芽後は日なたで管理しましょう。寒冷地では、フレームに入れて苗を冬越しさせますが、関東地方以西の平地では、冬じゅう戸外で管理します。
庭植えでは、水はけのよい日なたに植えつけましょう。

・水やり

鉢植えでは、栽培期間を通じて、鉢土の表面が乾いたらたっぷり水を与えましょう。
過湿によって根腐れしやすいので、鉢底石を敷くなどして、過湿を避けます。
庭植えでは、水やりは特に必要ありません。

・肥料について

鉢植えには、10月から4月に、緩効性化成肥料(チッ素N-リン酸P-カリK=10-10-10)を施します。
庭植えには、肥料は必要ありません。

・病気と害虫

病気:灰色かび病

5月から6月に雨が続くと、灰色かび病が発生しやすくなります。
特に開花期は雨を避けて、風通しを図ると発生が少なくなります。

害虫:アブラムシ

9月から11月と3月から6月、特に新芽にアブラムシが発生しやすいです。
よく観察し、発生したら防除しましょう。


主な引用・参考元
みんなの趣味の園芸