1月

1月5日の誕生花〜クロッカス(ハナサフラン)〜

今日は1月5日。
遺言の日だそうです。
相続のトラブルを少なくできる遺言書の作成の普及を目的に、公益財団法人日本財団によって制定されました。
日付は1と5で「遺言(いごん)」と読む語呂合わせと、正月で家族が集まり遺言について話し合える機会があることから。

そんな1月5日の誕生花は、
「クロッカス」
というお花です。

今日はこのクロッカスについてご紹介します。

目次
◆特徴
◆花言葉
◆育てる際に気をつけたいこと

◆特徴

花洎夫藍

クロッカスは、ヨーロッパ南部や地中海沿岸原産のアヤメ科クロッカス属の耐寒性球根植物です。
名前は、細長い糸のような雌しべにちなんで、ギリシャ語で糸を意味する「krokos」が語源となってつけられました。
種類が豊富で、約80種類以上あると言われています。

葉が細長く縦に伸び、その葉に白い溝があり、その細長い葉の間から蕾が出てきて花を咲かせます。
直径4cmほどの小さな球根は、秋に植えると早春に花を咲かせます。
開花時期は2月から4月頃で、3月頃が最も見頃の季節です。
春の暖かな晴天の日は、綺麗な花を咲かせますが、気温が下がると花は閉じてしまいます。
花色は、黄色、紫、白、赤紫、薄紫や縦の筋や網目状の模様が入っているものもあり多彩です。
一見茎が無いように思われますが、球根の部分が茎である球茎です。

春咲き種と秋咲き種の2種類があります。
香辛料で有名なサフランは、クロッカスの一種で、秋咲き種のクロッカスがサフランと呼ばれています。
サフランの花は、長くて赤いめしべが特徴です。

◆花言葉

・愛をもう一度

青年クロッカスの生まれ変わりの花であることからきているようです。

◆育てる際に気をつけたいこと

・育てる環境

日当たりと水はけがよいことが大切です。
地上部のない時期は日陰でもかまいませんが、芽出しから開花後、葉が出ている間は、庭植え、鉢植えともに半日以上は日光の当たるところを選びます。
日当たりが悪いと球根が太らず、翌年以降は花が咲きにくくなります。
秋に球根を植えると根が伸び出し、地中では新しい芽の成長が始まります。
春咲き種では早春に地上に葉が出てまもなく開花し、6月ごろには枯れて休眠に入ります。
球根は毎年新しく更新されます。

・水やり

秋から春まで、生育中は極端に乾かさないよう注意し、特に鉢植えでは十分に与えます。

・肥料について

植えつけるときに、少量の元肥と苦土石灰を用土に混ぜておきます。
開花後は早めに追肥を施し、球根を太らせます。
粒状の化成肥料、液体肥料いずれでもよく、カリ分の多いものが適します。

・主な病害虫

少ないほうですが、水はけが悪いと球根が腐りやすくなります。
ネズミや野鳥などの食害を受けることもあります。


主な引用・参考元
みんなの趣味の園芸