今日は12月12日。
バッテリーの日だそうです。
日本蓄電池工業会(現・電池工業会)が1985年に「カーバッテリーの日」として制定し、1991年に「バッテリーの日」に改称したことに由来しています。
野球のピッチャーとキャッチャーのことをバッテリーと呼ぶが、それらのポジションを表す数字がそれぞれ"1"と"2"であることに由来する。
そんな12月12日の誕生花は、
「シャコバサボテン」
というお花です。
今日はこのシャコバサボテンについてご紹介します。
◆特徴
シャコバサボテンは、南米原産のサボテン科スクルンベルゲラ属の多年草です。
名前は、その茎節の姿が海に生息する蝦蛄に似ていることからつけられたと言われています。
別名クリスマスカクタス(Christmas Cactus)とも呼ばれ、シャコバサボテンがクリスマス頃に咲き、その姿がカクタス(サボテン)に似ていることが由来しています。
開花時期は11月から1月頃で、7cmほどの大きさの花を咲かせます。
花色は種類により異なりますが、白、ピンク、赤、オレンジなど多彩です。
木などで着生生活をするサボテンの一種で、ランなどと同じ性質を持っています。
◆花言葉
・もつれやすい恋
いくつも連なった平らな茎節の先に大きな花が寄せ合って咲く姿からつけられたようです。
・つむじまがり
霧の多い森林の樹上に自生していて、直射日光を嫌い、仲間の砂漠性のサボテンよりもかなり水分を欲しがることからつけられています。
・美しい眺め
しだれるように咲く花の美しさからきています。
・一時の美
華やかな花のないときのだらしなく垂れ下がった茎とのギャップからついた花言葉です。
◆育てる際に気をつけたいこと
・育てる環境
鉢植えで管理し、4月から10月までは屋外でしっかり日に当てて締まった株に育てます。
梅雨明けから9月上旬までは真夏の直射日光が当たらない半日陰で管理します。
涼しくなって、さらに日も短くなる秋に花芽をつけるので、秋以降は夜遅くまで明るい場所に置くと、花芽がつきにくくなります。
晩秋の霜が降りる前に室内に取り込み、窓辺など日当たりのよい場所で管理します。
蕾がついた株を移動させると落蕾、落花することがあるので、蕾の大きさが1cm以下のうちは、できるだけ移動させないようにしてください。
冬は5℃以上を保ちますが、暖房の効きすぎも落花の原因になるので注意が必要です。
・水やり
4月から9月までの生育期は、用土の表面が乾いたらたっぷり与えます。
10月から11月までの蕾が大きくなる時期は、用土の表面が乾いたら1~2日待ってから、たっぷり与えます。
12月から3月までの厳寒期は乾かし気味に管理します。
花後、5℃程度の寒い場所で冬越しさせる場合は、水をほとんど与えません。
・肥料について
生育を開始する春から梅雨までは肥料が必要です。
4月から6月までは緩効性化成肥料を、3月から6月までは液体肥料を施してください。
梅雨明け以降は肥料を施さず、花芽ができ始める9月上旬までには肥料が切れているようにしてください。
・主な病害虫
ナメクジ、ケムシ、ヨトウムシが4月から10月に発生します。柔らかい新芽を好んで食害します。ナメクジやヨトウムシは夜行性なので、夜に見回って捕殺するか、薬剤で防除します。ケムシは近くに食害を受けた部位の近くにいることが多いので、見つけしだい捕殺するか、早めに薬剤で防除します。
主な引用・参考元
・みんなの趣味の園芸