5月

5月4日の誕生花〜フリチラリア・インペリアリス〜

今日は5月4日。
2021年はみどりの日で祝日ですが、ラムネの日とも呼ばれているそうです。
このことは1872年に、千葉勝五郎がラムネの製造販売の許可を初めて得て製造したことにちなむそうです。

そんな5月4日の誕生花は、
「フリチラリア・インペリアリス」
というお花です。

今日はこのフリチラリア・インペリアリスについてご紹介します。

目次
◆特徴
◆花言葉
◆育てる際に気をつけたいこと

◆特徴

瓔珞百合

フリチラリア・インペリアリスは、トルコ、イランなどが原産のユリ科バイモ属の秋植え球根です。
別名ヨウラクユリとも呼ばれます。
名前の由来は、花を「冠」に見立てたことと、初めて栽培された場所が、ウィーンの王家の庭(インペリアル・ガーデン)であったことから、「インペリアリス」という名前になったそうです。

豪華な鐘型の花を下向けに咲かせることが特徴で、フリチラリアの中でも特に人気があります。
草丈60〜100cmほどで、大きな球根から太い茎が伸び、その先にオレンジ色の花を下向きに咲かせます。
花色はこのほか、黄色や赤色があり、園芸品種もいくつか存在しています。

寒冷地では栽培が容易で、植えっ放しでも良いほどです。
平地で高温多湿が心配な場合は、夏の間掘り上げて乾燥貯蔵しておくのが安心です。

球根に強い匂いがあり、モグラを寄せ付けにくいとも言われています。
庭がモグラの被害に遭って困っているという方にはお勧めかもしれません。

◆花言葉

・威厳

釣り鐘型の花が集まった姿が、寺院や仏具の飾りの瓔珞(ようらく)に似ていることからヨウラクユリとも呼ばれます。
このことに由来するとされています。

◆育てる際に気をつけたいこと

・育てる環境

庭植えの場合、木陰か、あるいは日中の直射日光が当たらない、風通しのよい場所で育てます。
鉢植えの場合、生育中は日当たりのよい場所で育て、花後は風通しのよい日陰に移します。

・水やり

生育中は土が乾いたらたっぷりと水やりをします。
地上部の枯れた休眠中は、鉢土がカラカラに乾いたとき軽く水を与えます。
この場合、水やりというよりも、球根の水分が土に奪われないようにするために行います。

・肥料について

庭植えの場合は、元肥として緩効性肥料を混ぜ込みます。
その上に肥料分のない土を入れ、その上に球根を植え付けます。
鉢植えの場合は、用土に肥料分を入れず、表土の上に緩効性の化成肥料を入れ軽く土と混ぜておくようにします。
発芽後は月に2回程度、規定の濃度の液肥を与えます。

・主な病害虫

春にアブラムシがつくことがあります。見つけしだい駆除します。


主な引用・参考元
みんなの趣味の園芸