2月

2月22日の誕生花〜ハナニラ(イフェイオン)〜

今日は2月22日。
ヘッドホンの日だそうです。
ヘッドホンナビが制定した記念日で、ヘッドホンは2チャンネルの出力で音楽を楽しめることから、2の重なるこの日が記念日として選ばれました。

そんな2月22日の誕生花は、
「ハナニラ」
というお花です。

今日はこのハナニラについてご紹介します。

目次
◆特徴
◆花言葉
◆育てる際に気をつけたいこと

◆特徴

花韮

ハナニラは、南アメリカ原産のネギ科ハナニラ属の多年性球根植物です。
葉や茎からニラのようなにおいがすることから、この名前が付けられました。
日本へは明治時代に渡来しました。

草丈は15cmから25cmほどに生長し、細長い葉を地際からたくさん伸ばします。
葉は細長く、明るめの緑色で、植えつけた年は美しくまとまっていますが来年以降は少しだらしなく伸びます。
開花時期は3月から4月で、6枚の花びらを付けた星形の花を咲かせます。
花色は白や淡いブルーなどやさしい色合いのものが多く、甘い香りを放ちます。
花つき・花もち共によく、秋植え球根の中では長く楽しめるもののひとつです。

秋に植えると翌春に開花し、花後も球根は植えっぱなしで大丈夫なので、球根を地植えにしておくと何も手入れしなくても毎年花が楽しめます。
自然に球根が分球してどんどん増えていきます

◆花言葉

・悲しい別れ、別れの悲しみ

青みがかった白い花色がどこか憂いを秘め、物悲しい印象を与えることからつけられた花言葉です。

・耐える愛

葉や茎を折るとニラのような強い臭いが手についても、花はほとんど匂いがなく美しいので、耐えられるところから与えられたようです。

・星に願いを

英名でspring star flower(春の星の花)とつけられたように、かすかに青みを帯びた白い星形の花の印象からつけられた花言葉です。

◆育てる際に気をつけたいこと

・育てる環境

水はけのよい、戸外の日なたから半日陰で周年管理します。
土質を選ばず、また乾燥に強いので、鉢やプランターだけでなく、ちょっとした道路わきの空き地やロックガーデンにも適しています。

・水やり

乾燥に強く、庭に植えた場合は雨水だけで十分で、水やりの必要はありません。
鉢に植えつけた場合も、雨水だけでよく育つ場合がほとんどですが、長期間雨が降らず土がカラカラに乾燥してきたときは、たっぷりと水を与えましょう。
7月から9月は休眠期なので、水やりは不要です。

・肥料について

鉢植え、庭植えともに、緩効性化成肥料を元肥として施しますが、追肥は不要です。

・主な病害虫

特筆すべき病害虫の被害はありませんが、春先から花茎やつぼみ、花にアブラムシがつきやすいです。
早めに見つけ駆除しましょう。


主な引用・参考元
みんなの趣味の園芸