2月

2月7日の誕生花〜パンジーアプリコット(コチョウソウ)〜

今日は2月7日。
長野の日/オリンピックメモリアルデーだそうです。
1998年のこの日、長野冬季オリンピックの開会式が行われたことに由来しています。
日本青年会議所北陸信越地区長野ブロック協議会が1998年に制定しました。

そんな2月7日の誕生花は、
「パンジーアプリコット」
というお花です。

今日はこのパンジーアプリコットについてご紹介します。

目次
◆特徴
◆花言葉
◆育てる際に気をつけたいこと

◆特徴

パンジー(アプリコット)

パンジーアプリコットは、ヨーロッパや西アジア原産のスミレ科スミレ属の一年草です。
「パンジー」という名前は、つぼみが下を向いて出てくる様子が、人が頭を垂れて物を思う姿に似ていることから、フランス語で「考える」という意味をもつ「パンセ」を語源として名付けられたそうです。
その中でも、大きな花が咲き、杏色のような、淡く上品な感じの赤みを帯びた橙色系の単色の花が咲くことからこの名前が付けられました。

開花時期は10月から5月で、草丈10cmから25cm、横幅は20cmから35cm程度に生長します。
秋から春まで非常に長い期間開花します。
パンジーの花を長くたくさん咲かせるために大切なことは、花がら摘みをこまめにすることです。
花がらをそのままにしておくと、種をつけることにエネルギーが回ります。
それを避けるため、花がらを摘んで次の花を咲かせていきます。
花がら摘みをするのとしないのとでは、花数や開花期間にかなりの差が出てきます。

パンジーは切り花として楽しむこともできます。
最近は切り花用に改良された花茎の長いパンジーもあり、春の花屋さんでは切り花として流通しています。
淡い色のグラデーションが優しげで女性に特に人気のパンジーです。

◆花言葉

・楽しい気分

明るくて陽気な印象の花色からも連想できるイメージ通りの花言葉です。

◆育てる際に気をつけたいこと

・育てる環境

日当たりと風通しのよい場所で育てます。
水はけのよい土壌を好むので、硬い土の場合は、腐葉土や堆肥などの有機質を十分にすき込んでおきます。

・水やり

庭植えの場合は、植えつけ後にたっぷりと与え、その後はほとんど必要ないでしょう。
鉢植えの場合は、表土がよく乾いたら鉢底から水が流れ出るくらいたっぷりと水やりします。
過湿にならないよう注意しましょう。

・肥料について

用土にはあらかじめ緩効性化成肥料を元肥として混ぜておきます。
その後冬の間は、寒冷地の場合は不要ですが、暖地で花が次々に咲いてくるような場合は、月に1回三要素等量の固形肥料を置き肥します。

・病気と害虫

病気:灰色かび病、斑点病

低温期には水がなかなか乾かないので、葉や花が侵されて枯れ、灰色のカビを生じる灰色かび病が発生することがあります。
水やりは天気のよい午前中に行いましょう。
斑点病は、秋に、葉に赤褐色の斑点ができる病気で、ひどくなると葉が落ちることがあるので注意します。

害虫:アブラムシ、ナメクジ

春にアブラムシやナメクジが発生することがあります。見つけしだい駆除しましょう。


主な引用・参考元
みんなの趣味の園芸