11月

11月25日の誕生花〜クリサンセマム・ムルチコーレ〜

今日は11月25日。
いいえがおの日だそうです。
熊本県にある健康食品を取り扱う株式会社「えがお」によって制定されました。
日付は「いい(11)笑顔=にっこり(25)」と読む語呂合わせから。
笑顔でいることで健康になる、健康だからこそ笑顔になれるとの思いから、より多くの人に健康で笑顔にという意識を持ってもらい、日本を健康にすることが目的としています。

そんな11月25日の誕生花は、
「クリサンセマム・ムルチコーレ」
というお花です。

今日はこのクリサンセマム・ムルチコーレについてご紹介します。

目次
◆特徴
◆花言葉
◆育てる際に気をつけたいこと

◆特徴

Chrysanthemum multicaule

クリサンセマム・ムルチコーレは、アルジェリア原産のキク科コレオステフス属の耐寒性または半耐寒性の一年草です。
名前の由来は、学名のChrysanthemum multicauleの音読みで、属名がギリシャ語のchrysos(黄金色)とanthemon(花)に由来し、黄金色の花をたくさん咲かせることから名づけられました。
また、ムルチコーレはmulticaule(茎が多い)で、茎がよく分枝することからつけられています。

細く小さなへら状の葉をつけます。
草丈は10cmから20cm程で、株は這うように低く広がって増えていき、花数が多いのが特徴です。
生育がよいと株張り約40cmほどに生長します。
開花時期は3月~6月頃です。
花径3cm程の鮮やかな黄色い花で、一重咲きの丸みを帯びたカップ咲きの形をしています。

耐寒性こそやや弱いものの、元々の性質は非常に丈夫な植物です。
種で増えていく植物で、こぼれ種でも増えていきます。
環境が整っていればどんどん増やしていけますので、一度上手く育てられるようになれば、長く楽しむことが出来ます。

◆花言葉

・誠実

カーペット状にたくさんのかわいらしい花を咲かせ続ける花つきのよさからきています。

・誠実なあなたでいて

陽気でまぶしいような黄色の花を咲かせ続ける姿からつけられたようです。

◆育てる際に気をつけたいこと

・育てる環境

日当たりと風通しのよい場所で育てます。
多湿な環境は苦手なので風通しは大切です。
また、日照不足は花つきや生長に大きな影響を与えるので、しっかり日に当ててください。
ひどい場合はひょろひょろに育って、花もあまり咲きません。
寒さに弱く寒風や霜の被害に遭うと枯れてしまうことがあります。
寒冷地では室内に取り込んだ方がよいでしょう。
それ以外の地域では防寒ネットで覆うか夜間だけ軒下に移動させるなどの防寒対策を行いましょう。

・水やり

過湿に弱く水をやりすぎると根が傷んで株が痛む原因になります。
ある程度の乾燥にも耐えるので、水のやり過ぎに気をつけましょう。

・肥料について

開花期間中は液体肥料をときどき与えますが、肥料自体あまりたくさん要りません。
特にチッ素分が多いと葉は茂りますが、花は咲きにくくなります。

・主な病害虫

湿度が高いと灰色カビ病が発生します。
枯れた葉や花はこまめに取り除く、風通しのよい場所で管理するようにしましょう。
発生が見られたら殺菌剤を散布します。


主な引用・参考元
ヤサシイエンゲイ