1月

1月30日の誕生花〜ツルバギア(ルリフタモジ)〜

今日は1月30日。
3分間電話の日だそうです。
1970年(昭和45年)のこの日、日本電信電話公社(略称:電電公社、現:NTT)の市内電話の料金が3分間10円になったことにちなみます。
それまでは1通話10円で、時間は無制限だったそうですよ。

そんな1月30日の誕生花は、
「ツルバギア」
というお花です。

今日はこのツルバギアについてご紹介します。

目次
◆特徴
◆花言葉
◆育てる際に気をつけたいこと

◆特徴

瑠璃二文字

ツルバギアは、南アフリカ原産のネギ科ツルバギア属の多年性球根植物です。
名前は、学名の「Tulbaghia」をそのまま読んだもので、こちらは人の名前が由来です。
18世紀に南アフリカの南西の岬の総督をしていた「ツルバグ」という人の名前からとってこの名前になったそうです。
和名では瑠璃二文字(ルリフタモジ)と呼ばれ、これは瑠璃の様な花色と葉がニラ(二文字はニラの異名)に似ていることにちなむようです。

地中に塊根をもち、基部から常緑の葉を真っ直ぐ立ち上げて殆ど広がりのないスッキリした草姿を形成します。
毎年増えていくため非常にボリュームが出て群生する様な草姿になっていきます。
花茎を最大60cmまで垂直に伸ばします。
頂部で15個から20個程の可憐な小花を集めて半球状に花を咲かせます。
開花時期は種類によっても異なりますが、四季咲き性があり3月から10月頃までです。
花色は、ピンク、白、紫色で、花の中心に副花冠があるのが特徴です。

葉はニンニクの様な香りとマイルドなニンニクの様な味があり、花は玉ねぎの様な風味があります。
主にサラダにされたりスープ等に入れて食べられます。
園芸では主に美しい草姿と上品な紫色の花を鑑賞する目的で育てられており、花壇の縁どりとして利用したり、また開花期間中は高さを活かして背景等にも利用できます。

◆花言葉

・小さな背信

花に甘い香りがあるのに、葉や茎にガーリック臭があることからきている花言葉のようです。

・落ち着きある魅力

すらりと伸びた茎先に放射状に咲くソフトな色合いの小さな花のやさしい印象からつけられた花言葉です。

◆育てる際に気をつけたいこと

・育てる環境

日当たりを好み、水はけのよいところであれば、あまり場所を選ばずに育てやすく、やせ地や乾燥地でも育てられます。
日陰では徒長して花つきが悪くなります。
冬期、軽い凍結や霜には耐えられますが、-5℃以下になるようなところでは防寒が必要です。
また、一般には宿根草と同様に育てられますが、一時的に掘り上げて乾燥貯蔵することもできます。

・水やり

庭植えではほとんど必要ありません。
鉢植えでは、用土が乾いたらたっぷり与えます。
成長が止まる低温期は乾燥させてもかまいません。

・肥料について

生育促進と花つきをよくするため、春と秋に緩効性肥料の置き肥を施します。
鉢植えでは、さらに春から秋まで月に1回ぐらい液体肥料を施すとよいでしょう。

・主な病害虫

特筆すべき病害虫はほとんど見られません。


主な引用・参考元
みんなの趣味の園芸