2月

2月8日の誕生花〜ユキノシタ(マザー・オブ・サウザンス)〜

今日は2月8日。
にわとりの日だそうです。
2と8で、にわとりの「に(2)わ(8)」と読む語呂合わせから、一般財団法人日本記念日協会によって認定されました。

そんな2月8日の誕生花は、
「ユキノシタ」
というお花です。

今日はこのユキノシタについてご紹介します。

目次
◆特徴
◆花言葉
◆育てる際に気をつけたいこと

◆特徴

鴨足草

ユキノシタは、東アジア原産のユキノシタ科ユキノシタ属の多年草です。
名前は、雪が上につもってもその下に緑の葉があることにちなむといわれます。
日本では本州から四国、九州にかけての渓谷沿いの湿った斜面の岩陰に分布している山野草で、人家周辺にも庭の下草としてよく植えられることも多いです。

葉は直径3cmから8cmほどで丸く、葉裏は褐茶色で葉脈上に白い斑が入るのが特徴的です。
株の中心から20cm~50cmほどの花茎をのばし、5、6月頃に白色の花をつけます。
開花時期は5月から7月で、5枚の花弁のうち上に3枚ある小さな花弁には、赤紫色の斑点が入ります。

一度根付けば肥料を施すなどの手間がいらず育てやすい植物です。
草丈の低い植物なので、半日陰から日陰の雑草除けのグランドカバーとしてもおすすめです。
根の張り方が浅く、手で簡単に抜く事ができ、増えすぎた時に整理もしやすい植物です。

◆花言葉

・切実な愛情

雪が葉の上に積っても枯れることなく、寒さに耐えて春を待ち、美しく花を咲かせることからつけられた花言葉です。

・軽口

風の中で軽やかに揺れる花の姿がささやき合っているように見えることからつけられたのでしょうか。

・深い愛情

若葉が山菜として食べられ、生の葉が腫れものなどに、乾燥して煎じた葉に利尿、消炎などの効果があり、滋養や民間薬になることからつけられたようです。

◆育てる際に気をつけたいこと

・育てる環境

春の生長期は日当たりの良い場所で育てます。
真夏は直射日光を嫌うため、風通しの良い半日陰が適しています。直射日光が当たりすぎると、葉が焼けてしまうので注意しましょう。冬は地上部が枯れて無くなります。霜があたりすぎない軒下などで管理しましょう。

・水やり

乾燥に弱いので、鉢植えの場合は土が乾かないように常に湿り気がある状態を保ちましょう。
地植えの場合も乾きすぎないように注意しましょう。

・肥料について

地植えの場合、追肥の必要はありません。
鉢植えの場合は9月頃に緩効性化成肥料を施します。
肥料が多いと間延びしてしまうので分量の注意が必要です。

・主な病害虫

比較的強く目立ったものはありません。
稀にハダニ、アブラムシ、ヨトウムシがつくことがあります。


主な引用・参考元
LOVEGREEN