1月

1月31日の誕生花〜オンシジウム(オンシジューム)〜

今日は1月31日。
愛妻の日だそうです。
日本愛妻家協会が2006年に制定した記念日で、1月の1を"I"に見立て、「あい(I)さい(31)」の語呂合わせからこの日付になりました。

そんな1月31日の誕生花は、
「オンシジウム」
というお花です。

今日はこのオンシジウムについてご紹介します。

目次
◆特徴
◆花言葉
◆育てる際に気をつけたいこと

◆特徴

群雀蘭

オンシジウムは、中南米原産のラン科オンシジウム属の多年草です。
自生する環境は低地から標高3,500mの高地と種によって様々な環境で育ちます。
名前はギリシア語のオンキディオン(onkidion:小さなこぶ)にちなみ、花の一部に小さな突起があることに由来します。

小さな花をたくさんつける小輪種からボリュームある花を咲かせる大輪種まで多様です。
また、開花時期や草丈、性質も、品種によって異なります。
花色も豊富で、定番の黄色からピンクや白、オレンジまで多彩です。

原種同士の交配も盛んに行われ、品種改良の末、現在では400種以上の品種が流通しています。
特徴的に分類すると、4つに大きく分かれます。

・薄葉系統

葉が薄っぺらく、たくさんの黄色の花をつける贈答用に人気の品種

・剣葉系統

小型のランで、剣の形をした葉っぱをつけるバルブ(茎)が無い品種

・厚葉系統

葉っぱに厚みがあり、花弁も大きく華やかな品種

・棒状葉系統

肉厚の葉っぱが特徴で花弁は下を向いて咲く品種

◆花言葉

・一緒に踊って

2枚の側花弁が細く、唇弁が大きくスカートを広げて踊っているような花の姿からつけられた別名のdancing lady orchidからきているそうです。

・気立てがよい

親しみやすい花の雰囲気からつけられました。

・可憐

小さい雀が群れ飛ぶような花のかわいらしい様子からつけられたのでしょう。

◆育てる際に気をつけたいこと

・育てる環境

冬は、室内の日光がよく当たる窓辺などに置きます。
5月の大型連休頃から10月半ばまでは、戸外の風通しのよいところに置きましょう。
このとき、できるだけ長く日が当たる場所を選んで置きますが、日焼け防止のため35%程度の遮光ネットを張った下に置きます。
葉が生い茂る木の下に置くと、花芽をつけにくくなるので避けましょう。

・水やり

季節を問わず、乾き始めたらたっぷりと水やりしてください。
夏はすぐに乾くので、毎日水やりが必要になることもあります。
必ず乾き始めたら水を与え、カラカラに乾燥させないようにしましょう。

・肥料について

戸外に出す少し前の4月中旬から、肥料を施し始め、9月いっぱいまで施し続けます。
まず、有機質固形肥料を4月から7月まで月1回程度施し、液体肥料は4月から9月まで週1回程度施します。
必ず規定量と規定希釈倍率を守ってください。

・主な病害虫

蕾が出るころにアブラムシがつきやすいので注意します。
たくさんの鉢の間を詰めて置いていると、カイガラムシが発生しやすくなります。
株の間隔をあけて置くことで、予防になります。


主な引用・参考元
みんなの趣味の園芸