2月

2月5日の誕生花〜カンガルーポー(アニゴザントス)〜

今日は2月5日。
日本語検定の日だそうです。
日本語検定に協賛している東京書籍がそのPRのために制定した記念日で、「に(2)ほんご(5)」の語呂合せからこの日になりました。

そんな2月5日の誕生花は、
「カンガルーポー」
というお花です。

今日はこのカンガルーポーについてご紹介します。

目次
◆特徴
◆花言葉
◆育てる際に気をつけたいこと

◆特徴

キャッツポー

カンガルーポーは、オーストラリア原産のヘモドラム科アニゴザントス属の多年草です。
先端の開いた筒状の花は表面に細かい毛がびっしり生えており、その姿をカンガルーの脚に見立てて、この名前がついたそうです。
正式にはアニゴザントスという名前の植物で、ギリシア語で「開いた花」の意で、花姿に由来しています。

草丈は種によってまちまちで、およそ30cmから1m程に生長します。
日本では草丈50cmから90cm程度の園芸品種が鉢植えとして出回ることが多いです。
地際からアヤメに似た細長い葉を出し、花茎を長く直立させて先端に花を咲かせます。
花茎は1本立ちと、枝分かれするものがあります。
花が穂のように何輪も連なり、横向きに片寄ったような独特の開き方です。
花色は赤、ピンク、黄色、グリーン、オレンジなどがあり、鮮やかなツートンカラーになるものもあります。
主な開花期は3月から6月ですが、秋に咲くものもあります。

あまり寒さに強くないので鉢植えで育てることが多いですが、霜や寒風に気をつければ暖地や平地では露地植えで冬越しできます。
水あげがよく、花持ちがよいので切り花にも利用できます。

◆花言葉

・不思議、驚き

細かい毛が生えてビロードのような手触りのするつぼみが開くとカンガルーの前足に似ている花の形からつけられています。

・こっちへ来て

花の名や花の形からぴょんぴょん飛ぶカンガルーを連想してつけられたのでしょう。

◆育てる際に気をつけたいこと

・育てる環境

日当たりと風通しの良い場所が適しています。
ただし夏の暑い時期には、半日陰の涼しい場所で育てましょう。
多湿や低温には弱いので、じめじめした土壌や氷点下になる場所では育ちません。
寒冷地では室内で冬越しさせてください。

・水やり

生育期である3月から開花時期の4月から6月には、たっぷりと水を与えます。
つぼみが付いてから乾燥すると、花を咲かせることなく終わってしまいます。
花が咲いたあとの梅雨の時期から夏の間は乾燥気味にしてください。
秋には水やりを再開しますが、冬は再び乾燥気味に育てます。
春に暖かさが戻ってきたら、徐々に水やりを増やしていきます。

・肥料について

植え付けや植え替え時に、元肥として緩効性肥料を与えます。
追肥は春の生育期に月2、3回ほどのペースで液体肥料を施します。
夏には肥料を控え、秋には張ると同じペースで液体肥料を施しましょう。

・主な病害虫

高温で多湿の状態が続くとインク病が発生することがあります。


主な引用・参考元
GreenSnap