今日は1月27日。
求婚の日だそうです。
明治16年のこの日、中尾勝三郎という人物が生涯の伴侶を求めるため、新聞に求婚広告を出し、これが日本の新聞紙史上初めての求婚広告ということで、この日が求婚の日として制定されました。
そんな1月27日の誕生花は、
「シロタエギク」
というお花です。
今日はこのシロタエギクについてご紹介します。
◆特徴
シロタエギクは、地中海沿岸原産のキク科キオン属の常緑性多年草です。
シルバーリーフといえば、必ずといってもよいほど名前があがる植物です。
一般的にシロタエギクというと、セネキオ・キネラリアのことをさすことが多いです。
名前は、葉と茎全体が灰白色の綿毛で覆われているのに由来しています。
また、英名ではダスティーミラー(dusty miller)と呼ばれますが、これは「埃まみれの粉屋」という意味を持ち、まるで粉がかかったように白い草姿からつけられたと言われています。
羽のように切れ込みの入った葉や茎にはフェルトのような産毛が生え、全体が白銀色をしています。
草丈は10cmから60cmに生長し、剪定しないでおくと初夏に花径1.5cmほどの黄色い花を咲かせます。
開花時期は4月から8月頃で、咲き始めると花は次々と開花します。
ただし、花を咲かせると株が弱ってしまい、夏越しが難しくなることがあります。
美しい葉を周年楽しみたい場合は、蕾ができたら剪定して葉だけの状態にしておくと夏越ししやすいです。
丈夫で育てやすく、寄せ植えやハンギングバスケットのアクセント、花壇の彩りとして使われることが多いです。
◆花言葉
・あなたを支える
花壇や寄せ植えなどで主役の花をよく引き立てることからつけられています。
・穏やか
やわらかな葉色からつけられたようです。
◆育てる際に気をつけたいこと
・育てる環境
日当たりがよく、水はけのよい場所が適しています。
日照不足では葉が緑色になります。
高温多湿時に株元が蒸れやすいので、風通しのよい場所で育てます。
・水やり
乾かし気味に育てます。
土がよく乾いたらたっぷり水やりします。
・肥料について
植えつけ時に元肥を、生育期に緩効性化成肥料を2か月に1回追肥します。
・主な病害虫
春から秋を通して、茎や葉にアブラムシが群生して、生育を阻害します。
まだ数が少ない早期に発見すれば、つぶして退治できますが、ふえてきたら登録のある殺虫剤で駆除します。
風通しが悪いときやチッ素分が多すぎるときに発生しやすいので注意します。
主な引用・参考元
・みんなの趣味の園芸