12月

12月31日の誕生花〜八重咲きストック(アラセイトウ)〜

今日は12月31日。
大晦日です。
1年の終りの日で、月末のことを晦日・晦と言い、年末の最後の晦日なので大晦日・大晦と呼ぶようになったそうです。
「みそか」は三十日の意、「つごもり」は月篭りが転じたもので、旧暦では毎月1日が新月であり、その前日を「つごもり」と呼びました。

そんな12月31日の誕生花は、
「八重咲きストック」
というお花です。

今日はこの八重咲きストックについてご紹介します。

目次
◆特徴
◆花言葉
◆育てる際に気をつけたいこと

◆特徴

紫羅欄花

八重咲きストックは、ヨーロッパ南部原産のアブラナ科アラセイトウ属の一年草です。
古代ギリシャやローマでは、薬草として利用されていました。
日本には江戸時代に伝わったとされています。

花色はピンクや白、紫、黄色、オレンジなど多彩です。
また、胡椒のようないい香りのする花から結婚式のブーケにも人気の花です。
花径は2、3cmほどの大きさで、バラにも負けない豪華でエレガントな八重咲きの花が特徴です。

とても良い香りがする花としても有名で、庭に育てると開花時期にはずっと良い香りで癒してくれます。
また、切り花にも向いており使用頻度も高い花であるため自宅で栽培する人も多いです

◆花言葉

・永遠に続く愛の絆

駆け落ち相手の恋人を失った青年のお話からきています。

・永遠の美

ストックの花持ちがよく、香りも長くつづくことからつけられています。

◆育てる際に気をつけたいこと

・育てる環境

日照不足が続くと茎が間延びしたりして生育が悪くなり、軟弱に育ちます。
花が咲いたときの見栄えも悪くなってしまうので、芽が出たあとはできるだけ日の当たる場所で育ててください。
また、風通しが悪いと病気や過湿の原因にもつながるので、そのような環境は避けるようにしてください。
寒さにはあまり強くないため、厳寒地などの地域の場合、防寒用ネットや霜よけを行うか、室内に取り入れるようにしましょう。

・水やり

過湿には非常に弱い植物で、根腐れの原因にもなるため、水は与え過ぎず、乾燥気味の環境で育ててください。
土の表面が乾いたのを必ず確認してから、与えます。
指で触っても表面がさらさらとしていて、あまり土がくっつかない程度になるまで待ちましょう。
鉢植えの場合は、鉢の底から水が流れ出てくるくらいが与える量の目安です。
庭植えや地植えでは雨からの水分で十分に足りることがほとんどですが、晴れた日が長く続いた場合などは土の様子を確認するようにしてください。

・肥料について

植え付ける際に元肥として緩効性肥料を混ぜていれば、十分に育ってくれます。
追肥をする場合には液体肥料もしくは固形肥料を与えます。
液体肥料の場合、真冬の時期は避け、生育期や開花時期に月に2回ほど与えます。
固形肥料を使う場合は3、4月頃に置き肥として施すといいでしょう。

・病気と害虫

病気:立ち枯れ病

立ち枯れ病の症状としては葉や茎など全体が黒いすすのように汚れてしまい、生育が悪くなってしまいます。対策方法として、種まき時には市販の新しい用土など清潔な土を用意して育てるようにし、風通しの悪い環境では育てないようにしてください。

害虫:コナガの幼虫など

アブラナ科の植物に多く発生する害虫で、葉を食べられたり、栄養を吸われる可能性があるので、見つけ次第捕殺します。
数が多い場合はアファーム乳剤やオルトラン水和剤で防除することができます。


主な引用・参考元
GreenSnap