1月

1月1日の誕生花〜プリムラ・ジュリアン(ポリアンサ)〜

今日は1月1日。
元日です。
新年の幕開けの日で、年のはじめを祝う国民の祝日とされています。
1948年7月公布・施行の祝日法によって制定されました。

そんな1月1日の誕生花は、
「プリムラ・ジュリアン」
というお花です。

今日はこのプリムラ・ジュリアンについてご紹介します。

目次
◆特徴
◆花言葉
◆育てる際に気をつけたいこと

◆特徴

プリムラジュリアン

プリムラ・ジュリアンは、ヨーロッパで作出されたサクラソウ科サクラソウ属の一年草または多年草です。
プリムラ・ポリアンサと、プリムラ・ジュリエを交配させて1972年に誕生しました。
夏の暑さに耐えられない品種が多く一年草として扱われる事が多いです。

草丈は10cmから20cm程度と小型ですが、花が咲きます。
花びらに桜のような浅い切れ込みが入っていることが特徴です。
花色は黒以外は揃っていると言われるほど多彩です。
寒さに強くて育てやすく、一重や八重、バラ咲など咲き方も様々あります。

花は目立ちますが、株が小型なので広い花壇にはあまり似合いません。
面積が狭かったり、目線が高い位置にある花壇なら使いやすくおすすめの花のひとつです。

◆花言葉

・永続する愛情

秋から春までの長い間、たくさんの明るい花が咲き続けることからつけられたようです。

・運命を開く

厳しい寒さを乗り越えて早春に他の花に先がけて開花する様子からつけられた花言葉です。

◆育てる際に気をつけたいこと

・育てる環境

鉢植えの場合は、夏にタネをまいてできた苗を、秋の彼岸までは半日陰で管理し、それ以後は日なたで管理します。
寒風に当てなければ戸外で冬越しさせることもできますが、凍ると花が傷むので、霜の当たらない軒下で管理しましょう。
厳寒期に入手した開花鉢は、室内の日当たりのよい場所で管理します。
室温が高いと花が早く終わってしまうので、日中は風通しのよい、加温していない室内に置きます。
開花中に大きめの鉢に植え替えて夏までに株を充実させ、夏は雨の当たらない涼しい半日陰で管理し、秋以降は再び日なたに戻します。
庭植えの場合は夏に日陰になる、落葉樹の株元を選んで植えつけます。

・水やり

鉢植えの場合は用土の表面が乾いたら、たっぷりと与えます。
開花中は株の中心や葉の間、花に水がたまらないように注意して、株元の用土に直接与えます。
庭植えの場合は、乾燥が続くような場合を除いて水やりの必要はありません。

・肥料について

10月から4月は、緩効性化成肥料を施してください。
11月から4月の開花期は液体肥料も施し、肥料切れさせないようにしましょう。
夏越し中の5月から7月と9月は、規定の濃度よりも薄めの液体肥料を施します。

・主な病害虫

病気:灰色かび病

灰色かび病は低温多湿になると発生するので、晩秋から春まで注意が必要です。
花がらをこまめに取り除いて、風通しをよくすると、発生が抑えられます。
葉が込み合うと、株元が蒸れやすくなって発生しやすくなります。
小さな鉢植えは生育促進も兼ねて、11月から5月に鉢増ししておくとよいでしょう。

害虫:アブラムシ、ヨトウムシ、ナメクジ

アブラムシが生育期間を通じて発生します。
よく観察して、株についたアブラムシを冬のうちに防除しておくと、春以降の発生が少なくなります。
ヨトウムシは春から秋にかけて発生します。
大きくなると、日中は用土の中や株元に隠れる性質があります。
少しでも葉が食害されていたら、夜に見回って捕殺するなど防除に勤めます。
ナメクジは夜行性ですので、可能であれば夜間に見回り、見つけ次第捕殺します。


主な引用・参考元
みんなの趣味の園芸