2月

2月29日の誕生花〜白ロベリア(ルリチョウソウ)〜

Lobelia cardinalis

今日は2月29日。
平年はその前年の同じ日から1つだけ曜日がズレますが、閏年の翌年は2つズレることとなります。
そのため、英語圏では曜日を1つ飛び越えることから、閏日のことを
「leap day(飛躍の日)」
と呼び、とても縁起のいい日と考える向きがあります。

そんな2月29日の誕生花は、
「白ロベリア」
というお花です。

今日はこの白ロベリアについてご紹介します。

目次
◆特徴
◆花言葉
◆育てる際に気をつけたいこと

◆特徴

Lobelia cardinalis

ロベリアは、南アフリカ原産のキキョウ科ミゾカクシ属の一年草または多年草です。
一般には南アフリカ原産の一年草、ロベリア・エリヌス(ルリチョウソウ Lobelia erinus)の園芸品種が多く親しまれています。
亜熱帯では多年草、温帯では秋まき一年草として扱われます。
名前は、ベルギーの植物学者マティアス・デ・ロベルにちなんだものです。

草丈の低い品種で10cmほど、高い品種でも25cm程度で、満開の時期には多数の小花が株を覆うように咲き乱れます。
開花時期は4月から6月頃で、1.5cm程の大きさの花をつけます。
蝶のような形の花で、色は水色や艶のある濃い青、紫、白、ピンクなどがあります。
中心部分に小さな白い目が入るもの、2色咲きのものもよく見られます。

カーペットのように地面を広がる草姿と、葉を覆い尽くすほどに咲き誇る花姿が特徴的な植物です。
主にグランドカバーとして花壇前方を彩り、また花壇の縁やハンギングバスケットなどに植えることで、壁面を優雅に下垂する草姿を作り出します。

◆花言葉

・奥ゆかしい態度、貞淑

寄せ植えの脇役としてよく用いられているロベリアの健気に咲いている姿を表している花言葉です。
素朴な白い花が集まり咲く様子は、控えめな奥ゆかしさがあります。

・人目につく

チョウのような小花がふんわりドーム状に咲き広がる姿からだそうです。

◆育てる際に気をつけたいこと

・育てる環境

日当たりを好みますが、真夏の強い西日は苦手です。
鉢植えであれば、夏は風通しの良い半日陰で管理します。
また、水分が多くて肥沃な土壌を好み、水切れには弱いですが、停滞水は嫌います。
硬く締まった土地では、植えつけ前に堆肥や腐葉土を施してよく耕します。
暑さに弱い一年草タイプはコンテナや花壇に列植すると良いですが、直立する宿根草タイプは水辺が向いています。

・水やり

停滞水を嫌うので、鉢土の表面が乾き始めたら、鉢底から流れ出るほど、たっぷりと水を与えます。
一年草タイプは、用土の過湿を嫌うので、蒸れに注意して水やりをしてください。

・肥料について

植えつけ時に元肥として緩効性化成肥料を用土に混ぜておきます。
一年草タイプは生育旺盛な春から夏に液体肥料を定期的に施し、宿根草タイプは新芽が出始める3月上旬と地上部が枯れる11月上旬に固形肥料を施します。

・主な病害虫

梅雨明け後、葉裏にハダニがつくことがあります。
夏に乾燥した日が続くときは、葉裏にも水をかけて予防します。


主な引用・参考元
みんなの趣味の園芸