12月

12月30日の誕生花〜ガーベラ(ハナグルマ)〜

今日は12月30日。
地下鉄記念日だそうです。
1927年のこの日、上野-浅草間に日本初の地下鉄(現・東京メトロ銀座線)が開通したことを記念して制定されました。

そんな12月30日の誕生花は、
「ガーベラ」
というお花です。

今日はこのガーベラについてご紹介します。

目次
◆特徴
◆花言葉
◆育てる際に気をつけたいこと

◆特徴

花車

ガーベラは、南アフリカ原産のキク科ガーベラ属の 半耐寒性多年草です。
名前は、発見者となったドイツの博物学者であるGerber(ゲルバー)という人物名に由来しています。
日本には明治時代から大正時代に伝来したとされています、

茎先に花径7cmから10cmくらいの花を1輪ずつつけます。
開花時期は4月から10月で、細長い花弁が幾重にも重なる花姿が特徴的です。
花色は赤、オレンジ、黄色、白、ピンク、紫など多彩で、春と秋の二度、開花を楽しむ事ができます。
咲き方にも一重咲きや八重咲、半八重咲き、スパイラル咲きなどがあり多様です。

色鮮やかで花の姿が良く、ガーデニングやフラワーアレンジメントなどで人気です。
多年草のため、丁寧に育てれば長い間花を咲かせてくれます。
ガーデニングに慣れない方でも栽培しやすい植物のひとつです。

◆花言葉

・究極の美

すっと伸びた花茎の先に、丸い花芯から放射状に開き、一度見たら忘れられない花の姿からきているようです。

・神秘

妖しいほどのあでやかな花の姿をたとえた花言葉です。

◆育てる際に気をつけたいこと

・育てる環境

十分な日照のある温暖な気候を好みます。
日当たりが悪いと、葉が茂るだけで花が咲きにくい性質があります。
鉢植えも半日以上は日光の当たるところで管理してください。
太い根が何本も地中深く伸びて育つので、庭植えは耕土が深く堆肥などの有機質の多い肥よくな土壌が適します。
乾燥にも耐えますが、生育、開花には十分な水を必要とします。
風通しと水はけのよいことが大切で、長雨や多湿のときは病気が出やすくなるので注意が必要です。
株元の芽が土に埋まらないよう、盛り土したところに浅く植えつけます。
生育の適温は10℃から~20℃です。

・水やり

鉢植えは用土が乾いたらたっぷりと与えます。
水はけをよくしておいて、水切れさせないことがポイントです。
多湿で常に湿っていると根腐れしやすく、乾燥すると成長が止まります。
庭植えの場合も、乾燥が激しい場合はたっぷり水を与えます。

・肥料について

鉢植えでは、植えつけ時に元肥として緩効性の粒状肥料と苦土石灰を用土に混ぜて施すほか、定期的に追肥を施します。
夏と冬の生育が緩慢な時期を除いて、粒状の緩効性化成肥料の置き肥を月1回、または月3回ぐらい液体肥料を施します。
庭植えのものは、春と秋に株のまわりに化成肥料などをまいておきます。

・病気と害虫

病気:灰色かび病、うどんこ病、白絹病、菌核病など

灰色かび病やうどんこ病の予防のためにも、花がらや枯れ葉を取り除き、日当たり、風通しをよくしておきましょう。
白絹病や菌核病など土壌病害も出るので、古い土を使うときには注意が必要です。

害虫:アブラムシ、ダニなど

花がらや枯れ葉を取り除き、日当たり、風通しをよくして、アブラムシやダニの発生を予防します。


主な引用・参考元
みんなの趣味の園芸