今日は11月21日。
インターネット記念日だそうです。
1969年にインターネットの原形であるARPANETの実験が始まったことに由来しています。
そんな11月21日の誕生花は、
「ランタナ」
というお花です。
今日はこのランタナについてご紹介します。
◆特徴
ランタナは、熱帯アメリカ原産のクマツヅラ科シチヘンゲ属の常緑小低木です。
本来は常緑ですが冬の寒さや霜に弱く枯れてしまう事があるので、一年草扱いされる場合もあります。
暖かい地域では冬越しも可能で低木になっていきます。
名前の由来は、別属(ガマズミ属)の欧州産の種「Viburnum lantana」にその花形や花序が似ていることから転用されたといわれます。
和名ではシチヘンゲ(七変化)と呼ばれており、外側から内側へ咲き進むにつれて花色が変化することにちなみます。
草丈は20cm程から高くても100cmに満たない程です。
また横幅も30cm前後なのでコンパクトに咲く花としても知られています。
茎葉には細かいトゲがあり、触るとチクチクします。
葉っぱも触り心地は表面がざらついています。
次々とわき芽を増やし、横に広がって成長していきます。
花は1mm四方の小さな花が一か所にいくつもひしめき合って徐々に花が咲ます。
咲き進むたびに花色が一色だけではなく、グラデーションのような花色が楽しめます。
非常に生命力が強く、初心者の方でも簡単に育てられる植物です。
鉢花や挿し木の苗が多く流通し、園芸用に楽しまれています。
こぼれ種で増えるような植物ですので、増やすのも難しくありません。
◆花言葉
・心変わり
時間の経過とともに花色が変わってゆくことからつけられています。
・確かな計画性
小さな花弁が色をにぎやかにきちんと変化させていくことからつけられたようです。
・合意
群れるように咲くことを表現したものです。
◆育てる際に気をつけたいこと
・育てる環境
日なたから半日陰に置くことができますが、よく日光に当てたほうが花つきがよくなり、株姿もコンパクトにまとまります。
夏でも暑さに負けずに元気に長期間開花するので、花壇にも最適です。
戸外で冬越しさせたい場合は、水はけのよい場所に植えると成功する確率が高くなります。
株を掘り上げて管理する場合は、10月中にすませるようにしてください。
・水やり
鉢土の表面が乾いてから水を与えますが、冬は乾かし気味に管理します。
多くの花が開花している鉢の場合は、夏に乾燥する日が続く場合はよく乾くので毎日水を与え、水切れに注意します。
庭植えした場合は、根づけば水やりの心配はほとんどありません。
・肥料について
春から秋の成長期に三要素が等量か、リン酸分がやや多めの肥料を規定量置き肥として施します。
よく開花しているときは肥料を多く必要とするので、液体肥料も併用して施してください。
庭植えにした場合は、生育がおう盛になりすぎるので、肥料は春と秋の2回施す程度でよいでしょう。
・主な病害虫
病害虫の心配は特にありません。
主な引用・参考元
・みんなの趣味の園芸