4月

4月7日の誕生花〜ネモフィラ〜

今日は4月7日。
農林水産省創立記念日だそうです。
1881年4月7日に農林水産省の前身である農商務省が設置されたことから記念日として定められたそうです。

そんな4月7日の誕生花は、
「ネモフィラ」
というお花です。

今日はこのネモフィラについてご紹介します。

目次
◆特徴
◆花言葉
◆育てる際に気をつけたいこと

◆特徴

ネモフィラ群生

ネモフィラは北アメリカ原産の一年草です。
春に、繊細な茎の先から可憐な丸みをおびた青い花を咲かせます。
5月初頭頃にはひたち海浜公園では毎年一面のネモフィラ畑を見ることができ、圧巻です。
※ひたち海浜公園のネモフィラについてはこちら→
多肉質の茎は繊毛があります。ネモフィラの葉はよく分枝し、地面を這うように茂ります。
群生すると小花が咲き溢れてまるで絨毯のようになります。
青い花の中心が白いその花姿から英語では「Baby blue eyes(赤ちゃんの青い瞳)」と呼ばれています。

秋播き一年草に分類され、基本的には10月頃にタネを播いて育苗します。
冬を越して4〜5月頃に開花し、タネをつけて6月頃には枯死するライフサイクルです。

草丈は10〜20cmくらいとやや低めですが、這うように広がる性質のため、花壇の手前やコンテナの縁取り、グラウンドカバーなどに向いています。

◆花言葉

・可憐

かわいらしいその花姿に由来するともいわれています。

・どこでも成功する

ネモフィラは北アメリカが原産のお花として人気ですが、ヨーロッパに渡ったのち、その可愛らしい花が人気となり現地に根付いていきました。
どこに広まっても人気になる(成功する)ことから付けられたとされています。

◆育てる際に気をつけたいこと

・育てる環境

日照が多く、冷涼な気候を好みます。
生育適温は5~20℃くらいです。
秋まきの一年草ですが、寒冷地では春まきもできます。
冬期に-5℃以下になるような場所では防寒が必要です。
開花の条件として、長日に当たると開花します。
移植を嫌うので、花壇や鉢に直まきするか、ポットなどで育苗しておいて、根を切らないように注意して植えつけます。

・水やり

多湿は根腐れや病気の原因となります。
水はけをよくしておいて、用土が乾いたらたっぷりと与えるようにします。

・肥料について

庭植えではほとんど必要ありません。
肥料分が多いと徒長してひょろひょろになってしまいます。
鉢植えでは、生育の様子を見て液体肥料などの追肥をします。

・病気と害虫

病気:灰色かび病

日当たり、風通しが悪い場合や、多肥多湿の環境だと、葉にカビが生えて腐らせる灰色かび病が出やすくなります。

害虫:アブラムシ

春になると出やすくなります。
見つけしだい早めに防除します。


主な引用・参考元
みんなの趣味の園芸