今日は4月8日。
タイヤの日だそうです。
これは日本自動車タイヤ協会が制定した日で、4月は春の全国交通安全運動が行われる月であり、8がタイヤをイメージさせることから制定されました。
そんな4月8日の誕生花は、
「シバザクラ」
というお花です。
今日はこのシバザクラについてご紹介します。
◆特徴
シバザクラ(芝桜)は北アメリカ西部原産の多年草です。
茎が這うように広がり、4月から5月にかけて花を咲かせます。
桜と同じかやや遅い時期に、桜に似た花を芝のように咲かせる事から「シバザクラ」と名づけられました。
英名の「Moss phlox」は、ギリシャ語で炎を意味する「phlogos」が由来とされています。
常緑で、地面を覆いつくすように密生することで土の流失も防げるため、花壇の縁取りや石垣、のり面などで利用されています。
とはいえ、シバほど踏圧に強くないので、人が踏まないところで育てるのがよいでしょう。
株が混んでくると枝枯れすることがあるので、秋に株分けして植え替えます。
根を伸ばしながら生長する性質をもっており、庭のちょっとした空いたスペースの植栽として最適です。
春らしいパステルカラーを庭に取り入れたいという方にもおすすめです。
よく見ることのできる色は桜に似たピンクですが、他にも白、青、紫など色のバラエティーも豊富で、満開時の美しさは息をのむほどです。
◆花言葉
・合意、一致
シバザクラが密集して咲くことに由来します。
・臆病な心
こちらも小さな花が密生して咲く様子にちなむといわれます。
◆育てる際に気をつけたいこと
・育てる環境
日なたを好み、水はけのよい土壌が向いています。
水はけが悪い土だと、高温多湿の時期に株が蒸れて枯れやすいです。
ですので、傾斜地や石垣のような水がたまらず、乾燥しやすい場所で育てます。
水はけが悪い場合にどうしても植える場合には、パーライトや軽石、腐葉土などの有機物などをよくすき込んで、土壌改良します。
・水やり
植えつけ後、根づくまでは、土が乾き始めたらたっぷりと水やりをします。
その後は、庭植えの場合はほとんど不要です。
鉢植えの場合は、鉢土がよく乾いたらたっぷり水やりします。
過湿に弱いので、水の与えすぎには注意します。
・肥料について
2月下旬から3月上旬に、液体肥料を規定倍率に薄めて2週間に1回程度施し、3月下旬に1回、緩効性化成肥料を規定量置き肥します。
・病気と害虫
病虫害に遭いにくく、手間も少ないです。
主な引用・参考元
・みんなの趣味の園芸