11月

11月7日の誕生花〜ハナトラノオ(カクトラノオ)〜

今日は11月7日。
ココアの日です。
2016年に制定された記念日で、森永乳業により申請され、一般社団法人日本記念日協会に登録されています。
冬の始まりといわれる立冬がココアの需要と大きく相関することから、2016年の立冬の日だったこの日を記念日としたそうです。

そんな11月7日の誕生花は、
「ハナトラノオ」
というお花です。

今日はこのハナトラノオについてご紹介します。

目次
◆特徴
◆花言葉
◆育てる際に気をつけたいこと

◆特徴

花虎の尾

ハナトラノオは、北アメリカ原産のシソ科ハナトラノオ属の多年草です。
日本へは大正時代に観賞用として渡来しました。
名前の由来は、長い花穂が虎の尾に似ていることからつけられたそうです。
別名を角虎の尾(カクトラノオ)とも呼びます。

葉は披針形で、向かい合って生える対生です。
縁にはギザギザの鋸歯があります。
茎の断面が四角なので、花も四方に規則正しく並んで咲きます。
別名の、角虎の尾は、この四角い茎の形に由来していると言われています。
花は四方に突き出すように咲き、花穂も四角錐のようになります。
開花時期は8月から9月で、下方から順に次々と咲き上がっていくように咲き進みます。
花の色はピンクや白や紫色などがあります。
花径は2cm程の唇形で、内側に紅紫色の斑点がある。

耐寒性、耐暑性に優れ、日本の気候にもよく合い、草原や河川敷などの日当たりが良い場所に自生しています。
丈夫で手がかからないため、放置すると地下茎でどんどん増えていきます。

◆花言葉

・望みの成就、達成

下から順に花を咲かせて、最後に頂点の花を咲かせることからつけられています。

・あなたとの約束

四角い茎に従って四方に規則正しく並んで咲く花の姿をたとえたものです。

◆育てる際に気をつけたいこと

・育てる環境

耐寒性・耐暑性が強く、日当たりから半日陰まで、あまり場所を選びませんが、どちらかというと湿り気のあるところを好みます。
腐植質に富む乾燥しないところが理想です。
乾きやすいところでは成長が抑えられ、開花しますが、草丈低く花数は少なくなり、下葉も枯れやすくなります。
鉢植えの場合は、特に乾燥に注意します。

・水やり

開花期が7月から10月で、梅雨が明けてから極端に乾燥すると、蕾の発育が悪く、鉢植えでは咲かないこともあります。
用土が乾き始めたらたっぷり与えます。

・肥料について

4月から5月の生育初期に少量施しますが、腐植質の多いところでは無肥料でも生育可能です。
6月から7月に肥料分が多いと伸びすぎて倒れやすくなります。
開花後、地中の芽を太らせるために、お礼肥を施します。

・病気と害虫

病気:白絹病

水はけが悪いと、まれに白絹病などが発生することがあります。

害虫:ケムシ類

ほとんど見られませんが、ケムシ類による蕾の食害には注意します。


主な引用・参考元
みんなの趣味の園芸