今日は10月28日。
パンダの日だそうです。
1972年のこの日、ジャイアントパンダのカンカンとランランが日本にやって来た事を記念して、上野動物園が2012年にパンダ来日40周年を機に制定しました。
そんな10月28日の誕生花は、
「アフリカンマリーゴールド」
というお花です。
今日はこのアフリカンマリーゴールドについてご紹介します。
◆特徴
アフリカンマリーゴールドは、メキシコ原産のキク科コウオウソウ属の一年草です。
16世紀にヨーロッパに渡り広く栽培されてきました。
その後スペイン経由でアフリカ北部に普及した経緯により、アフリカンマリーゴールドという名がついたそうです。
マリーゴールドの中で最初に日本にやってきた種類です。
草丈が高く、中には2mを超える品種があるのが特徴です。
葉は羽状複葉で、互生です。
小葉の形は披針形で、縁には黒点が並んで臭気があります。
茎先に花径が5cmから10cm程の大きなボール状の花を1輪ずつつけます。
花の色は黄色やオレンジ色です。
春から秋まで長い間咲き続ける性質があるため、あまり手入れができない公共の花壇などにもよく使われています。
コンパニオンプランツとしても用いられる他、様々な植物と相性が良いです。
マリーゴールドを植えておくと植物の根を侵すセンチュウ被害を防げると言われています。
◆花言葉
・逆境を乗り越えて生きる
どんな気候でも強く立派に育つ丈夫な姿からつけられたそうです。
◆育てる際に気をつけたいこと
・育てる環境
日当たりと水はけのよいところが適します。
土質はあまり選びません。
生育の適温は15~20℃ぐらいですが、夏の暑さにも耐え、軽い霜程度ならほとんど傷まず咲き続けます。
アフリカン種は、長日のほうが花つきがよく、高温でも咲き続けます。
・水やり
庭植えでは、よほど乾燥しないかぎり必要ありません。
鉢植えは、水切れで下葉が枯れ上がりやすいので、用土が乾き始めたら、たっぷり与えます。
・肥料について
庭植えは、植えつけ時に堆肥や腐葉土などを混ぜておけば、やせ地でないかぎり、特に肥料を施す必要はありません。
チッ素分が多いと、葉が茂るばかりで花つきが悪くなります。
鉢植えでは、肥料切れを起こさないように、定期的にリン酸分の多い肥料を施すとよいでしょう。
・病気と害虫
病気:灰色かび病
長雨や多湿にすると、花や枯れ葉にカビの生える灰色かび病が出やすいので、風通しをよくしておきます。
害虫:ヨトウムシ、アブラムシ、ハダニなど
生育期にヨトウムシ、アブラムシ、ハダニの被害を受けることがあります。
いずれも見つけ次第薬剤などで駆除しましょう。
主な引用・参考元
・みんなの趣味の園芸