3月

3月23日の誕生花〜スイートアリッサム〜

今日は3月23日。
国際デーの一つの、世界気象デーだそうです。
1950年3月23日に世界気象機関(WMO)が発足したことにちなみ、発足10周年を記念して1960年に制定されました。

そんな3月23日の誕生花は、
「スイートアリッサム」
というお花です。

今日はこのスイートアリッサムについてご紹介します。

目次
◆特徴
◆花言葉
◆育てる際に気をつけたいこと

◆特徴

スイートアリッサム

スイートアリッサムは、可憐な小さい花を株いっぱいに咲かせる、ヨーロッパ南部原産のアブラナ科の常緑多年草です。
高温多湿に弱いため、日本で栽培する場合には一年草として扱われてきました。
ですが、ヨーロッパでは古くからの園芸品種が野生化していることもあるほど、丈夫な植物ということで知られています。
近年では日本の夏にも耐え、花つきもよい「スーパーアリッサム」と呼ばれる園芸品種も多く出回っています。
白花のイメージが強いスイートアリッサムですが、実はピンクや紫、オレンジ、クリーム系など、色のバリエーションが豊富です。
10~15cm程度という比較的低めな草丈を生かして、グランドカバープランツとしてはもちろん、花壇の縁取りやロックガーデン、寄せ植えやハンギングバスケットなど、さまざまな楽しみ方ができます。
スイートアリッサムの名前の由来は、ほんのりと甘い香りを放つことからと言われています。

◆花言葉

・優美

春と秋に白い小花をあふれんばかりに咲かせながら芳香をただよわせるようすにちなむといわれています。

・飛躍

春になると、一気に花が咲き広がる様子が、飛躍するに連想し、つけられた花言葉だそうです。

◆育てる際に気をつけたいこと

・育てる環境

日当たりのよい場所で育てます。
耐寒性がやや弱く、屋外にて育てる際には霜の降りない場所が適しています。
霜に当たると、株が傷みやすくなり、枯れないまでも花が咲かなくなることがあります。
酸性土壌を嫌うので、花壇に植えつける前に土に苦土石灰を混ぜて酸度調整をしておきます。

・水やり

土が乾いたらたっぷり水やりします。

・肥料について

植えつけの際に、緩効性化成肥料を施します。
追肥については、開花後にやや薄めにした液体肥料を2週間に1回程度のペースで与えます。

病気や害虫

病気:菌核病

多湿になると、カビが発生して腐敗し、枯れてしまいます。
発生してしまった場合には、切り戻して風通しをよくするなどして広がることを予防しましょう。

害虫:アブラムシ

春先にアブラムシが発生することがあるので、見つけしだい、駆除します。


主な引用・参考元
みんなの趣味の園芸