11月

11月8日の誕生花〜ステルンベルギア(キバナタマスダレ)〜

今日は11月8日。
刃物の日だそうです。
「いい(11)刃(8)」の語呂合せにちなんでおり、岐阜県関市の岐阜県関刃物産業連合会の提案により制定されました。
刃物に感謝する日として関市では刃物供養が行なわれています。

そんな11月8日の誕生花は、
「ステルンベルギア」
というお花です。

今日はこのステルンベルギアについてご紹介します。

目次
◆特徴
◆花言葉
◆育てる際に気をつけたいこと

◆特徴

黄花玉簾

ステルンベルギアは、アジアからヨーロッパが原産のヒガンバナ科ステルンベルギア属の多年草です。
名前はオーストリアの植物学者、シュテルンベルクにちなみます。
日本へは大正12年に渡来しています。

草丈は10cmから20cm程に成長します。
葉は線形で細長く、蕾または開花と同時に出葉してそのまま冬を越します。
花は、地面から伸ばした花茎の先に、10cm程の大きさの黄色い花を咲かせます。
開花時期は9月下旬から10月です。
1本の花茎に1輪の花が付き、1つの球根から2、3輪の花をつけます。
花形はクロッカスに似た盃状で、6枚の花弁は鮮やかな黄色で美しい光沢があります。
花後も葉を残し、冬を経過したあと、初夏に葉が枯れて夏に休眠します。

耐寒性があり、数年間は植えっぱなしでもよく花を咲かせます。
水はけさえ良ければ手のかからない育てやすい植物です。

◆花言葉

・じれったい

秋になると、花と葉を一気に出して開花期を迎えるものの、それ以外の季節は音沙汰なしなので、この花言葉がついたとされています。

◆育てる際に気をつけたいこと

・育てる環境

日当たりが良く、水はけの良い場所が適しています。
水はけの悪い場所では、休眠期に球根が腐ってしまうことがあるので、水はけの良い土壌で育てて下さい。
水はけが悪い場所では土壌改良を行います。

・水やり

庭植えの場合は、ほぼ降雨のみで大丈夫です。
鉢植えの場合は、用土の表面が乾いたらたっぷりと。
葉が枯れて休眠期に入ったら完全に水を断ちます。

・肥料について

庭植え、鉢植え共に、元肥として用土に緩効性化成肥料を混ぜ込んでおきます。
追肥は、花後から葉が枯れ始める生育期間の間に、カリ分の多い液体肥料を定期的に施して下さい。

・主な病害虫

特筆すべき病害虫はありません


主な引用・参考元
みんなの趣味の園芸