9月

9月13日の誕生花〜カンナ(オランダダンドク)〜

今日は9月13日。
世界の法の日だそうです。
1965年の9月13日から20日までワシントンで開催された「法による世界平和第2回世界会議」で、9月13日を「世界法の日」とすることが宣言されました。
1961年に東京で開催された「法による世界平和に関するアジア会議」で「世界法の日」の制定が提唱され、2年後の1963年アテネで開かれた「法による世界平和第1回世界会議」で可決され、第2回世界会議で宣言されたものです。
日本では、この日とは別に10月1日を「法の日」としています。

そんな9月13日の誕生花は、
「カンナ」
というお花です。

今日はこのカンナについてご紹介します。

目次
◆特徴
◆花言葉
◆育てる際に気をつけたいこと

◆特徴

ハナカンナ

カンナは、南アメリカ原産のカンナ科カンナ属の多年性球根植物です。
コロンブスにより発見され、1800年代半ばには品種改良が活発に行われました。
日本へは江戸時代に到来したとされています。
名前の由来は、茎が「葦」をイメージさせる中空形状であり、葦を意味するラテン語「canna(カンナ)」から名付けられたといわれています。

6月頃から咲き始め、7月から10月にかけてピークを迎えます。
以降晩秋には枯れますが、手入れをすると翌年は再び花を付けます。
花色はオレンジや赤、ピンク、黄、白など多彩で、二色咲きの花もあります。
花弁のように見えるのは雄しべが花弁化したもので、本当の花弁は萼のように小さく目立ちません。

花だけでなく葉も特徴的で、赤色で縁取られた葉、ピンクの筋が入った葉、やや黒みを帯びた葉などが見られ、カラーリーフプランツとして人気があります。
草丈は40cmの中型の品種から200cmにもなる大型の品種もあり幅が広く、背丈が大きいカンナは花も葉も大ぶりで、トロピカルな雰囲気が際立ちます。
背が高い品種は、フレンチ系・イタリアン系・南米系で、育つと150cmから200cmほどになります。

◆花言葉

・情熱、快活、熱い思い

熱気に負けずに咲く強い花のイメージから付けられました。

・妄想

トロピカルで幻想的な花から付けられています。

◆育てる際に気をつけたいこと

・育てる環境

日当たりと水はけがよく、肥沃な場所で育てます。
暖地では、冬は盛り土やマルチングなどの防寒をすれば露地で冬越しします。
それ以外の地域では、葉が枯れたら鉢ごと室内に取り込むか、庭植えの場合は根茎を掘り上げ、ピートモスなどに埋めて貯蔵します。
暖かい室内では芽が動くことがあるので、凍らない程度の場所で貯蔵しましょう。

・水やり

鉢土が乾いたら、水やりします。
実生系の品種においては、鉢を水につけて栽培することも可能で、真夏は腰水灌水すると管理が楽になります。
庭植えの場合は、干ばつのとき以外は、水やりはほとんど必要ありません。

・肥料について

植えつけ時に元肥として緩効性化成肥料を施しておきます。
その後は芽が出たら月に1回、三要素等量の肥料を置き肥します。

・主な病害虫

特にありません。


主な引用・参考元
みんなの趣味の園芸