11月

11月16日の誕生花〜クローバー(シロツメクサ)〜

今日は11月16日。
いいいろ塗装の日だそうです。
平成10年に社団法人日本塗装工業会が塗装業界のイメージアップと塗装の一層の普及発展を目的に制定されました。
日付は、1(い)1(い)1(い)6(ろ)の語呂合わせから選ばれました。

そんな11月16日の誕生花は、
「クローバー」
というお花です。

今日はこのクローバーについてご紹介します。

目次
◆特徴
◆花言葉
◆育てる際に気をつけたいこと

◆特徴

白詰草

クローバーは、ヨーロッパ原産のマメ科シャジクソウ属の一年草または多年草です。
江戸時代にオランダからの荷物の詰物として渡来し、その後、明治初期に牧草として導入されたものが全国に帰化しています。
そのため、和名では白詰草(シロツメクサ)と呼ばれています。

小葉は長さ・幅とも1cmから3cm程の倒心臓形で先端がへこみ、表面に緑白色でV字形の斑紋があります。
葉は通常3枚の小葉がひとつに集まったような形状をしていますが、稀に四葉のクローバーとして人気がある、4枚の葉のものがあります。
草丈は低く、地面を這うように伸びていきます。
匍匐するように伸びた茎の節から葉茎と花茎を立ち上がらせて、ウサギのしっぽのような球状の白い花を咲かせます。
花色も様々で、紫や淡紅、白、黄などです。
最近は葉色が鮮やかなものや葉に模様が入ったもの、全てが四つ葉のものなど園芸品種も多く作られ観賞用として栽培されています。

全草を飼料や緑肥として用いるほか、薬用として利用されます。
葉はサラダにされるほか、蜜源植物としても有名です。

◆花言葉

・私を思い出して

野原のシロツメクサを摘んで花冠や首飾りを作り、見つけた人に幸運が訪れるという四つ葉を夢中になって探した子供の頃を懐かしんでつけられたようです。

・約束

アイルランドにカトリックを広めた聖パトリックが、3枚の小葉でキリスト教の三位一体を説明し、さまざまな奇跡を起こしたという故事からつけられています。

◆育てる際に気をつけたいこと

・育てる環境

日当たり良く乾燥気味を好みます。
荒地でも育つほど丈夫ですが、湿地は苦手です。
根で窒素肥料が合成できるため荒れ地でも育ちます。
ただし常に湿った水はけの悪い場所は好みませんので、水はけの良い土壌に植え付けてください。

・水やり

タネをまいてから発芽するまで期間と乾燥する季節にはたっぷりと水やりを行います。

・肥料について

根粒菌によって窒素固定できるので肥料を与える必要はありません。この性質をいかして緑肥として利用する事が出来ます。
鉢植えで園芸品種を育てる場合は生育期に液肥を薄めて施しましょう。

・主な病害虫

アザミウマやハダニが発生する事があります。
アブラムシには薬剤散布で対応し、ハダニは葉水をかけてやると防ぐことが出来ます。


主な引用・参考元
LOVEGREEN