3月

3月10日の誕生花〜ブルーレースフラワー(ソライロレースソウ)〜

今日は3月10日。
たけのこの里の日だそうです。
株式会社明治が自社で販売している菓子・たけのこの里の記念日として日本記念日協会に申請して正式に受理、2017年に制定された記念日です。
商品名「たけのこの里」から「さ(3)と(10)」の語呂合せで日付が決められました。

そんな3月10日の誕生花は、
「ブルーレースフラワー」
というお花です。

今日はこのブルーレースフラワーについてご紹介します。

目次
◆特徴
◆花言葉
◆育てる際に気をつけたいこと

◆特徴

ディディスカス

ブルーレースフラワーは、オーストラリア原産のセリ科トラキメネ属の一年草です。
名前は、花の色のブルーと、花にレース状の模様があるように見えることに由来します。
日本には大正時代に導入されました。
和名は、「ソライロレースフラワー」ともいわれ、花の色が主に空色であり、花がレース状に見えることにちなみます。

葉には細かい切れ込みが入り、茎とともに微毛があるのが特徴です。
草丈は50cmから80cmとやや高め。
開花時期は、暖地では5月から6月、寒冷地ではやや遅く7月から9月頃です。
小花が集まって一つの大きな花となっており、小花ひとつひとつが大きめの花をつけます。

ブルーと名前がついてはいますが、他の花色もあります。
ピンクや白などがあり、白が一般的な「レースフワラー」と区別するためにブルーレースフラワーと名付けられたといわれています。
淡い花色がはかなげで、草丈もある程度あるため、切り花やフラワーアレンジメントにも人気です。

◆花言葉

・優雅な振る舞い

上品な青色の小花と小花がレース編みのドイリーのように集まったエレガントな花からつけられた花言葉です。

・無言の愛

花弁とおしべが落ちたあとにめしべがスーと伸びる様子にちなみます。

◆育てる際に気をつけたいこと

・育てる環境

日照の多い温暖な気候を好みます。
庭植えする場合は、レイズドベッドや石垣の上など、乾きやすい場所を選びます。
多湿に弱く、梅雨期以降は枯れやすくなります。
冷涼地では、雨よけすれば夏でも育てられます。
冬は0℃以上なら大丈夫なので、軽い霜にも耐えますが、凍らないよう注意します。
長日開花性で、冬に咲かせるには電照が必要です。

・水やり

多湿の状態が長く続くと根腐れしやすいので、用土が乾き始めてから水を与えます。
雨の多い時期は、軒下など雨の当たらないところに置きます。
庭植えでは過湿に注意し、ほとんど水やりの必要はありません。

・肥料について

生育中は、少しずつ途切れないよう肥料を施すのがよく、規定倍率より薄めた液体肥料が安全です。
多肥だと根腐れしやすく、茎も軟弱になって倒れやすくなります。

・病気と害虫

病気:灰色かび病

灰色かび病に注意します。日当たりと風通しをよくしておき、長雨や用土の多湿に注意します。

害虫:アブラムシ

新芽や蕾にアブラムシがつきやすいので、早めに防除します。


主な引用・参考元
みんなの趣味の園芸