9月

9月5日の誕生花〜ヨルガオ(ヤカイソウ)〜

今日は9月5日。
クリーン・コール・デー(石炭の日)です。
日付はクリーン(9)・コール(5)の語呂合せが由来です。
通商産業省(現:経済産業省)の呼びかけにより、日本鉄鋼連盟・電気事業連合会・日本石炭協会など石炭関係8団体で構成するクリーン・コール・デー実行委員会によって1992年に制定されました。
硫黄や窒素酸化物が除去され、石炭が大気を汚染しないクリーンエネルギーとなっていることをアピールし、エネルギー源としての石炭をPRするため、火力発電所の一般公開等が行われています。

そんな9月5日の誕生花は、
「ヨルガオ」
というお花です。

今日はこのヨルガオについてご紹介します。

目次
◆特徴
◆花言葉
◆育てる際に気をつけたいこと

◆特徴

夜顔

ヨルガオは、熱帯アメリカ原産のヒルガオ科ヨルガオ属の多年草です。
明治のはじめ頃に、観賞用の植物として日本に渡ってきました。
本来は多年草ですが、熱帯アメリカが原産で寒さに弱いことから、日本では一年草として扱われます。

つるを伸ばして生長し、サツマイモに似たハート型の大きな葉っぱをたくさん茂らせます。
開花時期は7月から10月までで、ラッパ型の白い花をたくさん咲かせます。
花径は15cmから20cmほどと大きく、日が落ちてから開いて、朝になるとしぼむことが特徴です。
花が咲くと、甘い香りを放ちます。

アサガオよりもつるが硬くて丈夫なので、多少無理な誘引も可能です。
なお、ヨルガオを「ユウガオ」ということも多いが、標準和名のユウガオはウリ科の野菜で互いに花が似てはいるものの別の種です。

◆花言葉

・夜の思い出

夕暮れから芳香のある白い花が開いて、明け方にしぼむ花の姿に対してつけられています。

・妖艶

夜になると月の光や窓の照明を受けて、宙に浮いたように見える大きく白い花の妖しいまでの美しさからつけられています。

◆育てる際に気をつけたいこと

・育てる環境

日当たりのよい場所で育てます。
短日植物であるため、夜間に照明が当たらないように注意してください。
前年にヨルガオを育て、病気が発生した場所は、避けた方がよいでしょう。

・水やり

表土が乾き始めたらたっぷりと水やりします。
夏の水やり頻度に関しては、朝と夕方の二回に増やします。
水をしっかり与えないとあまり大きくなりません。

・肥料について

元肥として粒状肥料を1㎡当たり150g混ぜ込んでおきます。
定植後は、10日に1回程度、1,000倍に薄めた液体肥料を水やり代わりに施すか、2ヶ月に1回、適量の粒状肥料を根元にばらまいて施します。

・主な病害虫

ハダニが発生することがあります。
葉のつやがなくなる症状が見られたら、葉裏を確認してみてください。
また、オンシツコナジラミも葉裏につきやすく、これは株を揺すると一斉に飛び立ちます。
ヨトウムシが発生したら捕殺します。


主な引用・参考元
住友化学園芸