今日は9月6日。
キョロちゃんの日(森永チョコボールの日)です。
「キョロちゃん」で親しまれている菓子「チョコボール」の発売元である森永製菓株式会社によって制定されました。
日付は、発売開始が1965年の9月であったことと、「キョロちゃん」の語呂合わせから9月6日によるものです、
そんな9月6日の誕生花は、
「ハギ」
というお花です。
今日はこのハギについてご紹介します。
◆特徴

ハギは、北アメリカや東アジアが原産のマメ科ハギ属の落葉低木です。
秋の七草の一つであるハギは、万葉集の中でも最も多く詠まれていることからも、古くから日本人に親しまれてきた植物だといえます。
秋の七草から、秋のイメージが強いですが、夏の盛りから咲き始めて秋の初めには満開になります。
名前の由来には諸説ありますが、古い株の根元から新芽が良く芽吹くことから生え木(はえき)から「はぎ」に変化したと言われています。
秋の七草
秋の七草とは「萩、尾花、葛、撫子、女郎花、藤袴、桔梗」のこと。
樹高は1.5mから2m程の低木です。
枝垂れるように枝を伸ばしていき、その枝先に花をつけます。
開花時期は7月から9月で、ピンクや白、紅紫色をした花を枝先に咲かせます。
マメ科の植物で、花もマメ科らしい蝶形の花を咲かせます。
1つ1つは小さいですが、枝垂れた細い茎に花をいっぱい咲かせると美しく見えます。
日本では山野に自生していたり、庭木としても使われています。
マメ科の植物なので根に根粒菌を持ち、土壌を肥沃にする特性があります。
◆花言葉
・前向きな恋
前へ前としだれる枝に無数に咲くピンク色の花の印象からつけられたようです。
・内気、思案
花の控えめな美しさや細くしだれた枝が風になびく風情に対してつけられました。
・柔軟な精神、柔らかな心
風にゆれるしなやかな花の姿につけられたようです。
◆育てる際に気をつけたいこと
・育てる環境
ハギの根には根粒菌が共生するため、やせ地でもよく育ちます。
水はけのよい土壌で、日当たりがよい場所であれば、土質を選ばず良好に生育、開花します。
・水やり
庭植えでは、真夏の高温乾燥が続くとき以外には必要ありません。
鉢植えは、夏の高温期には水切れしないように、十分に与えます。
・肥料について
特に必要ありませんが、庭植えで株を大きく育てたいときには、1月から3月の間に寒肥として、緩効性化成肥料や固形の油かすを施します。
鉢植えでは、肥料は必要ありません。
・主な病害虫
病気はほとんど見られませんが、新芽の伸び始める4月中旬以降にアブラムシが発生します。
主な引用・参考元
・みんなの趣味の園芸