9月

9月4日の誕生花〜ソリダスター(スリッドアスター)〜

今日は9月4日。
くしの日だそうです。
日付は「く(9)し(4)」の語呂合わせから。
美容関係者が櫛を大切に扱い、美容に対する人々の認識を高めてもらおうと、美容週間実行委員会(現美容週間振興協議会)によって1978年に制定されました。
この日を中心とする9月1日から9月7日までの1週間を翌1979年より「美容週間」「くしの日キャンペーン」としています。

そんな9月4日の誕生花は、
「ソリダスター」
というお花です。

今日はこのソリダスターについてご紹介します。

目次
◆特徴
◆花言葉
◆育てる際に気をつけたいこと

◆特徴

ソリダスター

ソリダスターは、キク科ソリダスター属の多年草です。
アキノキリンソウ属とシオン属のテリアツバギクの属間交雑によって、フランスで育成された人工品種です。
自然に生まれるものではないため、自然界には存在せず、株分で増やします。
花名はソリダゴとアスターの交配種であるため、この二つの植物の名前が由来です。

高さ60cmから70cmになり、よく枝分かれします。
葉は互生する単葉で、倒卵形~線形、全縁です。
葉には3本の脈が目立ちます。

開花時期7月、8月です。
花はそれほど派手ではありませんが、小さな花をたくさん咲かせます。
カスミソウと同じように利用できることから切り花として需要が高まってきています。
この花は一つ一つが小さいヒマワリの花のような形をしています。
花弁のような部分は、咲きはじめは鮮やかな黄色ですが、後に淡黄色に変化します。

ふんわりと広げるようにすると、黄色いカスミソウのように添え花用としても利用できます。
耐寒性、耐暑性があり、丈夫で育てやすいです。

◆花言葉

・豊富な知識

ソリダスターが交配種であることに由来します。
交配自体は珍しいことではありませんが、ソリダスターのすごいところは同じキク科ではあるものの、ソリダゴとアスターは別の属に属する植物です。
属を超えた交配はかなりの難易度であり、花言葉にあるように豊富な知識を必要とします。

・私に振り向いて

交配元とされているソリダゴとアスターがそれぞれ持つ「振り向いて」と恋にまつわる花言葉の二種類を合わせたものとされています。

◆育てる際に気をつけたいこと

・育てる環境

鉢植え、地植え共に日当たりと水はけのよいところに植え付けます。

・水やり

鉢植えの場合は土の表面が乾いたらたっぷりと与え、地植えの場合は降雨にまかせます。

・肥料について

元肥を施せば特に必要なく、与えすぎると間延びして倒伏する場合があります。

・主な病害虫

ハダニ、アブラムシなどの被害に遭うことがあります。
見つけ次第捕殺します。


主な引用・参考元
エバーグリーン