8月

8月31日の誕生花〜ノウゼンカズラ(リョウセンカ)〜

今日は8月31日。
野菜の日(ベジタブルデー)と呼ばれています。
日付は8月31日の「831」が「やさい」と読めることに由来しています。
野菜のよさを見直してもらおうと、1983年9月に食料品流通改善協会や全国青果物商業協同組合連合会など9団体によって制定されました。

そんな8月31日の誕生花は、
「ノウゼンカズラ」
というお花です。

今日はこのノウゼンカズラについてご紹介します。

目次
◆特徴
◆花言葉
◆育てる際に気をつけたいこと

◆特徴

凌霄花

ノウゼンカズラは中国原産のノウゼンカズラ科ノウゼンカズラ属のつる性の落葉樹です。
日本へは平安時代に渡来し、渡ってきた当時の古名は「ノセウ」や「ノウセウ」と呼ばれ、のちに訛り「ノウゼン」となりました。

葉は向かい合って生える、3対から6対の小葉からなり、先に1枚の小葉がつきます。
小葉の形は細長い卵形で、先は細長く尖り、縁は鋸歯を持ちます。
2mから5mと大きく生長しますので、植える場所を選びます。

花は、オレンジ色の大きいラッパ形の花をたくさん咲かせます。
花径は5cmから10cm程で、雨や曇の日が続くと、花や蕾が落ちやすくなる特徴を持っています。

茎から気根を出して壁や塀を這うように生長していくつる植物です。
そのため、あまり大事な建物や外壁の近くには植えないようにしましょう。
ラティスやフェンスなど絡ませていいものの近くに植えれば安心です。
大きくなり過ぎて困るようなら、適宜剪定をしてサイズの管理をするようにしましょう。

◆花言葉

・名誉、評判

花が競技会やコンクールなどで、勝者のためにファンファーレを奏でるトランペットの形を連想させることからつけられています。

・華のある人生

鮮やかなオレンジ色の花が列状につるに垂れさがって咲く花の姿の華やかさからきています。

◆育てる際に気をつけたいこと

・育てる環境

日当たりのよい場所で栽培します。
日陰では、花が咲きにくく、蕾ができても落ちてしまいます。
土質は特に選びませんが、粘土質など極端に水はけの悪い場所は避けます。

・水やり

植えつけからしばらくの間は、土が乾いたら水を与えますが、その後は必要ありません。
鉢植えでは、土の表面が乾いたら水やりします。

・肥料について

庭植え、鉢植えともに、寒肥を2月、さらに、4月から5月に緩効性化成肥料や油かすを施します。

・主な病害虫

目立った病害虫の被害はありませんが、春から初夏に稀にアブラムシが発生することがあります。
見つけ次第捕殺するか、数が多ければ薬剤を散布します。


主な引用・参考元
みんなの趣味の園芸
LOVEGREEN