8月

8月2日の誕生花〜マツバボタン(ツメキリソウ)〜

今日は8月2日。
ホコ天記念日です。
1970年のこの日、銀座・新宿等で初めて歩行者天国が実施されたことにちなみます。
警視庁が、「人間性を取り戻す政策」として週末の銀座・新宿・池袋・浅草で自動車の交通を遮断して歩行者天国を実施しました。

そんな8月2日の誕生花は、
「マツバボタン」
というお花です。

今日はこのマツバボタンについてご紹介します。

目次
◆特徴
◆花言葉
◆育てる際に気をつけたいこと

◆特徴

松葉牡丹

マツバボタンは、ブラジルなど南アメリカを原産とするスベリヒユ科スベリヒユ属の春まき一年草です。
江戸時代から花壇用草花として親しまれ、別名はツメキリソウやヒデリソウと呼ばれます。
名前の由来は、線状の葉が松葉に、花がボタンに似ていることにちなみます。
別名のツメキリソウは、繁殖力が強く茎を爪で切って挿せば簡単に増やせることに由来します。
また、夏の日差しや乾燥に強く、ヒデリソウの別称もあります。

匍匐性で横に生えるたくさんの茎の先に、一重もしくは八重咲きの花を咲かせます。
花びらは、日中に咲いて、夜にはしぼむのが特徴です。
暑さや乾燥に強いことから、夏のガーデニングによく利用される植物です。
線状の葉っぱは多肉質で、互い違いに生え、草丈は10~25cmまで生長します。

真夏の庭をカラフルに彩るマツバボタンには、太陽の光がよく似合います。
花は直径3cmほどで、枝先に咲かせ花色は赤、ピンク、黄色、オレンジ、白、複色と豊富にあります。
また花形も一重からボタンを思わせるような八重咲き、万重咲きまであり、コンパクトな品種もあります。
基本的に花は一日花で太陽があたる時間帯だけ開花しますが、品種改良によって曇天時にも開花する品種が育成されています。
暑さと乾燥に非常に強く真夏の花壇に適した草花です。

◆花言葉

・無邪気

愛らしい花をつけることからつけられています。

・忍耐、温和

短気な青年が花の美しさに心を洗われ、自分の短気を反省して、人が変わったようにおだやかになったというお話からつけられています。

◆育てる際に気をつけたいこと

・育てる環境

日照が多く、高温で乾燥した気候を好みます。
日陰では育たず、多湿の状態が続くと根腐れしやすくなります。
生育、開花には18℃以上が望ましく、25℃から30℃くらいで旺盛に生育します。
ほとんどの品種で耐寒性はありません。

・水やり

庭植えではほとんど必要ありません。
鉢植えは、用土が乾いてからたっぷり水を与えます。
常に湿っていると根の張りが悪く、また根腐れの原因になります。

・肥料について

庭植えではほとんど必要ありません。
鉢植えでは、開花期間が長いので、5月から9月の生育中、月1回の置き肥か、月3回くらい液体肥料を施すと花つきがよくなります。

・主な病害虫

病気や害虫の心配はほとんどありません。


主な引用・参考元
みんなの趣味の園芸