今日は7月8日。
中国茶の日だそうです。
NPO法人日本中国茶協会により制定されました。
由来は中国語の七(チー)と日本語の八(や)で「ちゃ」と読む語呂合せから。
そんな7月8日の誕生花は、
「ホリホック」
というお花です。
今日はこのホリホックについてご紹介します。
◆特徴
耐寒性、耐暑性ともに優れている丈夫な草花です。
本来は二年草または宿根草(多年草)ですが、品種によっては一年草のものもあります。
縦にまっすぐ茎を伸ばし、たくさんの花をつけます。
こぼれ種でも発芽しやすく、丈夫な植物です。
開花時期は6月から8月頃で、茎の下の方の蕾から順番に咲いていきます。
咲き始めは梅雨のはじまり頃で、てっぺんの花が咲くと梅雨が明けると言われています。
花が咲くと夏の到来を目前に感じさせてくれる花です。
ピンク、黄色、濃い紫色などの花はハイビスカスにも似ています。
毎日次々と新しい花を咲かせ、2ヵ月近くもの間咲き続けます。
花穂の下から上へと順々に咲いていく「咲き上がる」性質を持っています。
草丈が2m以上にもなり、根も広く張るので、育てる際にはできるだけ間隔をあけて種まきするようにしましょう。
背が高くなるのでボーダーガーデンの後方に植えたり、点在させるように植えて高低差を強調するのに向いています。
古くからある花で和風の庭にも合わせられないことはありませんが、基本的には洋風の庭に合います
◆花言葉
・熱烈な恋
梅雨空の下で茎先の最後のつぼみが開くまで、葉のわきに絶えず大輪の華麗な花が咲いていることからつけられたとされています。
・あなたの美しさは気高い
すらりと高く伸びた茎のまわりを彩る気品のある花姿を讃えたものです。
・豊かな実り、豊饒
たくさん花を咲かせて実を多くつけることからつけられています。
◆育てる際に気をつけたいこと
・育てる環境
日なたを好みます。多湿になると根腐れを起こすことがあるので、水はけのよい場所で育てます。
植えつけ場所には腐葉土などの有機物を施しておきます。
・水やり
鉢植えは、土が乾いたらたっぷりと水やりをします。
庭植えは、根が張ったあとはほとんど水やりの必要はありません。
・肥料について
植えつけ時に、元肥として緩効性化成肥料を施します。
多年草タイプで、植え替えをしない場合は、3月中旬から下旬に液体肥料を2週間に1回程度施し、4月に緩効性化成肥料を1回置き肥します。
・病気と害虫
害虫:ハマキムシ(ワタノメイガ)、アブラムシ
ハマキムシはハマキガ類の幼虫のことです。
アオイ科のタチアオイにはその仲間のワタノメイガが発生し、葉の一部を巻いたり、つづり合わせたりして、その中に潜んでいます。
巻いた葉の上から押しつぶすか、葉を開いて幼虫を捕殺します。
葉の上にふんが落ちているのを見つけたら、幼虫を探して捕殺します。
幼虫は比較的機敏に動くので、取り逃がさないように注意します。
アブラムシは、春の成長期に葉や新芽によく発生します。
見つけしだい適用のある殺虫剤で駆除します。数が少ないうちならつぶして退治します。
病気:斑点病、炭そ病、ウイルス病
斑点病は、葉や葉柄、茎に、褐色の小さな斑点が発生し、ひどくなると病斑に穴があき、葉が落ちます。
水はけが悪い場合に起こりやすいので注意します。
炭そ病は、葉に褐色の小さな斑点が生じ、ひどくなると、やや不整円形で淡褐色から黒色の病斑となり、葉全面に広がります。
さらに悪化すると、病斑の中央部に穴があきます。
水はけが悪い場合やチッ素分の多い肥料を多く施した場合などに発生しやすいので注意します。
ウイルス病は、葉に濃淡のモザイク模様が発生します。
治療することはできないので、見つけたら処分するほかありません。
アブラムシが媒介するので、アブラムシの防除に努めます。
主な引用・参考元
・みんなの趣味の園芸